公認心理師 過去問
第5回(2022年)
問48 (午前 問48)
問題文
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問題
公認心理師試験 第5回(2022年) 問48(午前 問48) (訂正依頼・報告はこちら)
- 鏡を用いた治療法がある。
- 痛みやかゆみを伴うことがある。
- 上下肢を失った直後に発症する。
- 切断端より遊離したり縮小したりすることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
幻肢とは、事故や手術などで手足を切断して失った後にも、それが存在しているかのように感じられることです。一つずつ見ていきましょう。
鏡を用いた治療法は「ミラーセラピー」と呼ばれます。例えば右腕を失って左腕は健康な状態の患者さんの場合、左腕を鏡に映して左右が存在するかのように設置します。はっきりとしたメカニズムは解明されていませんが、視覚と幻肢の感覚を合致させることで、身体の統制感を取り戻すことができるとされています。
失ったはずの手足に痛みやかゆみを感じることがあり、「幻肢痛」と呼ばれます。
失った直後に発症することが大半ですが、稀に、失って1週間以上経ってから発症することがあります。よってこれが不適切です。
幻肢はいくつかのタイプに分類されますが、切断面から離れて部分的に感覚があるケースや、元の手足よりも縮小して存在しているように感じられるケースがあります。
この問題は医学的な知識が求められるので難しいと思われますが、幻肢については過去にも出題されているので知識を確認しておきましょう。
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02
この問題の正解は、上下肢を失った直後に発症する。 です。
各選択肢については以下の通りです。
疼痛緩和などの目的で鏡を用いて対側の健肢を患肢と錯覚させる手法が存在しますが、薬物療法が主流です。
幻肢痛が起こる割合は高く、他に幻肢感覚や残肢痛などの症状がみられることもあります。
多くは24時間以内に発症しますが、発症開始時期にはばらつきがあります。
幻肢には様々な大きさや痛覚の知覚が存在するとされています。
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03
正答は「上下肢を失った直後に発症する」です。
幻肢とは、失った四肢が存在するような錯覚や失った四肢が存在していた空間に温冷感やしびれ感などを感じたりする感覚経験の総称です。
正しいです。「ミラーセラピー」と呼ばれ、痛みや不快感を緩和するために鏡を使用して患肢の反射像を作り出す治療法です。
正しいです。「幻肢痛」と呼ばれ、けがや病気によって四肢を切断した患者の多くが体験する疼痛です。
誤りです。約30%は四肢を失って24時間以内に幻肢を経験しますが、それ以降に発症する場合もあります。
正しいです。幻肢の大きさが変化する現象は「テレスコーピング現象」と呼ばれ、断端部に手が埋まっているような非常に短い肢に感じたり、離れて存在しているように感じたりするなど、その知覚は様々に変化するといわれています。
幻肢の症状とともにメカニズムや治療法についても併せておさえておくことことが重要です。
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