公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問99 (午後 問22)
問題文
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問99(午後 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
- 認知療法
- 対人関係療法
- 行動活性化療法
- 弁証法的行動療法
- ソーシャル・スキルズ・トレーニング〈SST〉
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は「弁証法的行動療法」です。境界性パーソナリティ障害は人格障害の一種であり、気分の強い変動、感情の不安定さ、両極端な思考、強いイライラなど様々な症状が見られます。「神経症」と「統合失調症」の2つの精神疾患の境界にある症状であることが由来とされています。
不適切です。「認知療法」は、物事の捉え方や認知の仕方に焦点を当てて、問題に対処し、解決できるようにしていく心理療法のことを言います。認知療法は「認知行動療法」に一部であり、主にうつ病などが適応疾患であるとされています。
不適切です。「対人関係療法」は、対人関係の在り方は精神病と関連を示しているという考え方をもとに、対人関係に焦点を当てた心理療法です。うつ病、不安障害等に効果があるとされています。
不適切です。「行動活性化療法」は、認知行動療法におけるスキルであり、新たな活動や行動パターンを試みることにより、肯定的な感情を得るなど気分の変容を促していく心理療法です。うつ病などの精神病に有効とされています。
適切です。「弁証法的行動療法」は、認知行動療法を基盤とし、弁証法(対立した感情を統合していく)によ個人の感情調整、対人関係の改善を行っていく心理療法のことを言います。主に境界性パーソナリティー障害に有効とされています。
不適切です。「ソーシャル・スキルズ・トレーニング〈SST〉」は、人との関わり方に困難や課題を抱える子どもや大人が、適切なコミュニケーションスキルを獲得していくための方法を言います。
うつ病をはじめとする精神疾患には、投薬治療と同時に、認知行動療法などの心理療法を併用していくことが効果的であるとされています。多くの心理療法は精神疾患に効果的ですが、「境界性パーソナリティー障害」には特に「弁証論的行動療法」とされているので、理解しておきましょう。
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02
この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。
心理療法の理論と、適応疾患について問われています。
では、問題を見てみましょう。
うつ病や不安障害、強迫症などに適応する心理療法ですので、間違いです。
思考の偏りを修正することで、感情と行動を適切に変化させる心理技法です。
うつ病に適応する心理療法ですので、間違いです。
現在の対人関係に焦点をあて、短期間で改善できることを目指しています。
うつ病など発動性が低下する疾患が対象の心理療法ですので、間違いです。
活動日記などを用い、回避行動を減らすことで行動の変化を起こすことを目的としています。
正解です。
自傷行為などの衝動的な行動を抑制するために、今の自分を受け入れて、より良い状態へ変化させることを目的としています。
統合失調症や発達障害など、社会適応が障害されている方を対象の心理療法ですので、間違いです。
ロールモデルやモデリングなどを行うことで、行動を学習します。
様々な行動変容をもたらすための技法の目的や内容と、それぞれの疾患の特性を照らし合わせると、理解しやすいと思います。
系列だてて理解しておきましょう。
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