公認心理師 過去問
第1回 追加試験(2018年)
問10 (午前 問10)
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問題
公認心理師試験 第1回 追加試験(2018年) 問10(午前 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- 対比効果
- 割増原理
- 転向モデル
- 対応バイアス
- セルフ・ハンディキャッピング
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この過去問の解説 (3件)
01
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02
バイアスに関する問題です。
対比効果とは、比較する刺激によって、対象の見え方や価値が違って感じられることです。例えば、同じ濃さのグレー色の図形を、背景を白にするか黒にするかで、色の濃さが違って見えたりすることです。
割増原理は、結果に対して、促進する要因のみの場合よりも、抑制要因と促進要因の両方がある場合に促進要因の割合が大きく判断されるという理論です。
転向モデルとは、ステレオタイプが変わっていく変容過程のモデルの一つである。特定の反ステレオタイプ情報により劇的にステレオタイプが変容していくモデルである。
対応バイアスとは、「基本的な帰属のエラー」ともいわれ、外的要因(周囲の状況など)を考慮せず、内的要因(性格など)に基づいて、他人の態度や行動が生じていると評価することです。
セルフ・ハンディキャッピングとは、自らの課題の遂行について成功の確信が持てない場合に、課題遂行を妨害するような要因を自ら作り出すなどして、成功しなかった場合に自己評価を下げずに済まそうとする自己防衛的な態度のことです。
バイアスに関してはたくさんの概念があるので、基本的なものをまとめて整理しておく必要があります。
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03
社会心理学では、人の行動の原因をどのように推測するかについて多くの研究が行われています。他者の行動を説明する際には、その人の性格や能力などの内的要因だけでなく、状況要因も考慮する必要があります。
対比効果とは、ある対象を評価する際に、直前に見た対象との違いが強調されて知覚される現象を指します。
割増原理とは、ある行動が複数の原因によって説明できる場合でも、行動を妨げる要因が存在していると、その行動を生じさせた原因をより強く評価する傾向を指します。
転向モデルは、説得や態度変容に関する理論の一つであり、本問の内容とは異なります。
正解です。対応バイアスとは、他者の行動を説明する際に、状況要因の影響を十分に考慮せず、その人の性格や能力、態度などの内的属性に原因を求める傾向を指します。基本的帰属錯誤と関連する概念として知られています。
セルフ・ハンディキャッピングとは、失敗した際の言い訳となる障害をあらかじめ作ることで、自尊心を守ろうとする行動を指します。
対応バイアスは、他者の行動を説明する際に状況要因を軽視し、性格や能力などの内的属性に原因を求める傾向を指します。基本的帰属錯誤とあわせて理解しておくことが重要です。
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