公認心理師 過去問
第5回(2022年)
問70 (午前 問70)
問題文
Cが優先的に行うべき対応として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第5回(2022年) 問70(午前 問70) (訂正依頼・報告はこちら)
Cが優先的に行うべき対応として、最も適切なものを1つ選べ。
- Aの家庭環境を詳細にアセスメントする。
- 外部機関と連携し Aの発達検査を速やかに行う。
- Bと協力して Aと両親を交えた面談の場を設ける。
- 学校でカウンセリングを受けることを Aの保護者に提案するよう、Bに伝える。
- 学校として児童相談所などに虐待の通告を行うために、管理職などに事実経過を伝える。
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この過去問の解説 (3件)
01
スクールカウンセラーの立場として、どう対処することが適切かを判断させる設問です。
アセスメントも大事ですが、選択肢の中で最も適切かといわれると、否です。
設問の記述から発達検査を優先して行う必要はありません。
不適切です。両親を交え面談した後のリスクの方が大きいように感じます。
スクールカウンセラーひとりで抱え込むことになりかねず、チーム学校の考え方からすると不適切です。
適切です。面前DVは児童虐待に該当します。
虐待の事実を知り得た段階で、児童相談所など適切な機関に通告する義務があります。
チーム学校の考え方を理解しておきましょう。
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02
母親に対して父親が暴力をふるう場面をAが目撃することは、心理的虐待にあたります。
児童虐待の防止等に関する法律第6条(児童虐待に係る通告)によると、児童虐待を知った者は、速やかに児童相談所若しくは警察署に通報しなければならないとあるため、Cは通告を優先にしなければなりません。
正解です。Aに対する児童虐待の可能性があるため、速やかに通告を行います。
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03
Aは父親から直接暴力を受けていないものの、父親が母親に暴力を振るう場面を繰り返し目撃しています。児童虐待防止法では、このような面前DVは心理的虐待に該当します。学校関係者には虐待を受けたと思われる児童を発見した場合の通告義務があるため、まず安全確保と組織的な対応を優先する必要があります。
家庭環境の把握は重要ですが、虐待が疑われる場合には詳細なアセスメントよりも先に安全確保や通告を検討する必要があります。
本事例で優先される課題は発達特性の評価ではなく、虐待への対応です。
虐待が疑われる段階で加害の可能性がある保護者を含めた面談を行うことは、Aや母親の安全を損なうおそれがあります。
心理的支援は必要と考えられますが、まず虐待への対応と安全確認が優先されます。
正解です。面前DVは心理的虐待に該当します。スクールカウンセラーは管理職等と情報共有し、学校として児童相談所への通告を含めた組織的対応につなげることが求められます。
子どもが家庭内暴力を目撃する面前DVは心理的虐待に該当します。そのため、スクールカウンセラーは個人で対応を進めるのではなく、管理職と情報共有し、児童相談所への通告を含めた組織的対応を優先することが重要です。
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