公認心理師 過去問
第5回(2022年)
問82 (午後 問5)

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問題

公認心理師試験 第5回(2022年) 問82(午後 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

質的研究における、分析結果の解釈の妥当性を高める方法として、最も適切なものを1つ選べ。
  • インタビュー
  • コーディング
  • メンバー・チェック
  • アクション・リサーチ
  • グラウンデッド・セオリー・アプローチ

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この過去問の解説 (3件)

01

質的研究における各手法について整理します。

選択肢1. インタビュー

質的研究において、インタビューはよく使われるデータ収集方法の一つです。聞き手が話し手に質問をし、情報収集をします。

選択肢2. コーディング

コーディングは、データセット内の特定の要素(例:文、フレーズ、テーマ)にラベルを付ける作業です。これにより、特定のパターンを発見し、データの解釈を容易にすることができます。

選択肢3. メンバー・チェック

正解です。メンバーチェックとは、研究参加者に研究者が行ったデータ収集や分析の結果を提示し、正確性、妥当性を確認してもらうことです。

選択肢4. アクション・リサーチ

アクション・リサーチは、現実の問題を解決するために行われる実践的な質的研究方法です。

アクション・リサーチの手順は以下のようになります。

1.問題の特定:現実的な問題を特定します。

2.問題の分析:問題の背景や原因、影響などを分析します。問題をより深く理解するために、質的研究の手法(インタビューや観察、文書分析など)を用いてデータを収集します。

3.解決策の検討:収集したデータを分析し、解決策を検討します。

4.アクションの実行:検討した解決策を実行し、効果を評価します。

選択肢5. グラウンデッド・セオリー・アプローチ

グラウンデッド・セオリー・アプローチ(Grounded Theory Approach)は、現場での観察、インタビュー、質問紙調査などの方法によって収集されたデータから、理論を構築することを目的としています。

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02

質的研究に関しての設問です。

選択肢1. インタビュー

インタビューは、データ収集をする際に用います。

選択肢2. コーディング

コーディングは、インタビューで得たデータにラベリングすることで何らかのパターンを見いだすことです。

選択肢3. メンバー・チェック

適切です。メンバー・チェックとは、参加者(被験者)に分析・解析結果をチェックしてもらい方法です。

選択肢4. アクション・リサーチ

アクション・リサーチとは、課題や困難に対して、現実的な解決策を見いだすために行う、実践的研究法です。

選択肢5. グラウンデッド・セオリー・アプローチ

グラウンデッド・セオリー・アプローチとは、質的な社会調査の手法の1つです。アメリカの看護学において定着した。患者の行動やインタビューなどを文章化し、コーリングを行い分析・解析して仮説や理論を構築することを重視している。

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03

質的研究では、研究者の解釈が分析結果に大きく影響するため、その解釈が参加者の経験や意図を適切に反映しているかを確認することが重要です。分析結果の信頼性や妥当性を高めるための方法の一つとして、研究参加者自身に解釈内容を確認してもらう手続が用いられます。

選択肢1. インタビュー

インタビューは質的研究でよく用いられるデータ収集方法です。しかし、分析結果の解釈の妥当性を直接高める手法ではありません。

選択肢2. コーディング

コーディングは、収集したデータを分類・整理し、意味のあるカテゴリーを作成する分析手続です。質的分析に不可欠な作業ですが、解釈の妥当性を検証する方法そのものではありません。

選択肢3. メンバー・チェック

メンバー・チェックは、研究者が行った解釈や分析結果について、研究参加者本人に確認してもらう方法です。研究者の解釈が参加者の認識と一致しているかを検討できるため、分析結果の妥当性を高める方法として用いられます。

選択肢4. アクション・リサーチ

アクション・リサーチは、研究者と実践者が協働しながら問題解決と研究を同時に進める研究方法です。分析結果の妥当性確認を主目的とする手法ではありません。

選択肢5. グラウンデッド・セオリー・アプローチ

グラウンデッド・セオリー・アプローチは、収集したデータから理論を生成する質的研究法です。質的研究の代表的手法ですが、解釈の妥当性を高めるための方法そのものではありません。

まとめ

質的研究では、研究者による解釈が適切であるかを確認することが重要です。メンバー・チェックは、分析結果や解釈について研究参加者本人に確認してもらう方法であり、解釈の妥当性を高める代表的な手続です。

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