公認心理師 過去問
第6回(2023年)
問117 (午後 問40)
問題文
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問題
公認心理師試験 第6回(2023年) 問117(午後 問40) (訂正依頼・報告はこちら)
- A は、物事を客観的に理解するという特徴と関係がある。
- AC は、感情表出を抑えるという特徴と関係がある。
- CP は、自分の価値判断が正しいものとして譲らないという特徴と関係がある。
- FC は、責任感が強いという特徴と関係がある。
- NP は、親身になって世話をするという特徴と関係がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
TEGとは、「東大式エゴグラム」と呼ばれるもので、交流分析を基とした心理検査(質問紙法)です。個人の性格傾向について測る事ができます。
交流分析では、人間の自我状態を「P(親)」「A(大人)」「C(子ども)」の3つの構造で考えます。さらに、「CP(批判的な親)」「NP(養育的な親)」「A(大人)」「FC(自由な子ども)」「AC(順応した子ども)」の5つに細分化し、どの傾向が高いか、低いかと全体を見て、性格や行動について検討する事ができます。
では、選択肢を見てみましょう。
Aの特徴として適切です。
Aは「現実的、事実を重視する、冷静、客観性を大切にする」などの特徴があります。
ACの特徴として適切です。
ACは「人の評価を気にする、他者を優先する、遠慮しやすい、自己主張が少ない、良い子として振る舞う」などの特徴があります。
CPの特徴として適切です。
CPは「責任感が強い、厳格、批判的、理想を持つ」などの特徴があります。
FCの特徴としては不適切です。よって、この問題では正答となります。
FCは「自由、素直、明るい、活動的」などの特徴があります。
‘責任感が強い’はCPの特徴と言えます。
NPの特徴として適切です。
NPは「思いやりがある、世話好き、優しい、受容的」などの特徴があります。
TEGは、心理検査の中でも受検者への負担が少なく、実施しやすい検査の一つと言えます。クライエントのアセスメントや自己理解に用いる事ができますので、実施方法や解釈の仕方について学んでおきましょう。
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02
TEG(東大式エゴグラム)では次の5つの自我状態を評価します。整理しておきましょう。
CP(批判的な親):責任感が強く厳格。理想を持って行動する。
NP(養護的な親):思いやりがあり優しい。世話好きで受容的。
A(大人):現実的で理性的。冷静沈着。
FC(自由奔放な子ども):感情を隠さず、快活、創造的。本能に基づいて行動する。
AC(順応した子ども):感情を押し隠す。遠慮がちで他者の顔色を見て行動する。
A(大人)は理性的な特徴があるため、適切な記述です。
AC(順応した子供)は感情を押し隠す特徴があるため、適切な記述です。
CP(批判的な親)は厳格な特徴があるため、適切な記述です。
FC(自由奔放な子供)は本能に基づき自由に行動する特徴があるため、不適切な記述です。
NP(養護的な親)は世話好きな特徴があるため、適切な記述です。
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03
正解は「FC は、責任感が強いという特徴と関係がある」です。TEG(東大式エゴグラム)は、交流分析に基づいて、人の「自我状態」を5つに分類して自己理解を深めるための心理検査です。
CP(Critical Parent):批判的親(規範、厳しさ)
NP(Nurturing Prarent):養育的親(思いやり、親身)
A(Adult):大人(論理的、合理的)
FC(Free Child):自由な子ども(自由奔放、感情豊か)
AC(Adapted Child):順応した子ども(順応、我慢)
適切です。「A(Adult)」は「客観的」「合理的」「論理的」という特徴に関連した項目です。
適切です。「AC(Adapted Child)」は、「他人に合わせる」「感情抑制」「我慢」といった特徴に関連しています。
適切です。「CP(Critical Parent)」は、「規範」「道義」「正しさ」といった特徴と関連しています。
不適切です。「FC(Free Child)」は「のびやか」「自由」「好奇心旺盛」など特徴を表す項目です。「責任感が強い」は、「CP」や「A」に関連する内容であると言えます。
適切です。「NP(Nurturing Prarent)」は、「思いやり」「共感」「親身」といった特徴に関連する項目です。
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