公認心理師 過去問
第6回(2023年)
問120 (午後 問43)
問題文
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
公認心理師試験 第6回(2023年) 問120(午後 問43) (訂正依頼・報告はこちら)
- 家族・夫婦
- 個人的苦悩
- 犯罪指向的交友
- レジャー・レクリエーション
- 反社会的パーソナリティ・パターン
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
セントラルエイトとは、犯罪行為と関連し、誘発すると考えられる次の8つの要因を示しています。
1、犯罪歴(過去の犯罪歴、初めて逮捕された年齢など)
2、反社会的パーソナリティ・パターン(衝動性や攻撃的な言動など、犯罪行為に結びつく傾向)
3、反社会的態度・認知(犯罪への親和的で肯定的な考え方、価値観など)
4、犯罪指向的交友(不良者との付き合いがあるなど)
5、家庭・夫婦(少年は家庭環境、成人は夫婦関係など)
6、学校・職場(学校や職場での対人関係や適応状況など)
7、レジャー・レクリエーション(仕事以外に反社会的ではない趣味や娯楽を持っているかなど)
8、物質乱用(アルコールや薬物の問題など)
セントラルエイトには、選択肢にある「個人的苦悩」は含まれていません。
よって、この問題では「個人的苦悩」が正答となります。
参考になった数39
この解説の修正を提案する
02
犯罪者への有効な処遇を行うためのモデルであるRisk - Need - Responsivity モデル(RNRモデル)の基本を押さえておきましょう。
中核的な原則は次の3つです。
①リスク原則:再犯リスクに合わせた処遇を行う
②ニード原則:犯罪を誘発する要因を把握しその改善のための処遇を行う
③リスポンシビリティ原則:犯罪者の性質に適合した処遇方法を選ぶ
②のニード原則について、犯罪誘発要因として以下の8つを挙げ、これらはセントラルエイトと呼ばれます。
犯罪歴、犯罪指向的態度、犯罪指向的交友、
反社会的パーソナリティ・パターン、家族・夫婦、学校・仕事、
薬物やアルコールの乱用、余暇・レクリエーション
よって、セントラルエイトに含まれない選択肢は「個人的苦悩」となります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
03
正解は「個人的苦悩」です。D. A. AndrewsとJ. Bontaは、犯罪行動を予測・理解し、再犯防止に役立てるために「リスク・ニーズ・レスポンシビリティ原則(RNRモデル)」を提唱しました。その中で、犯罪に関連する主要な8つの要因を「セントラルエイト」と言います。再犯防止のためには、セントラルエイトに関連した要因に対して、介入や支援していくことが求められています。
適切です。家族・夫婦関係の不和やトラブルなどは再犯リスクを高めます。家族関係を改善したり、支援的ネットワークの構築をすることが重要です。
不適切です。「個人的苦悩」は、再犯リスクとの直接的な関連は低いとされており、セントラルエイトには含まれていません。
適切です。反社会的な仲間との関係は、再犯リスクの大きな要因と言えます。「犯罪指向的な交友関係からの距離を取る」ことが、再犯の防止に効果的であるとされています。
適切です。レジャー・レクリエーションなどの余暇活動がない場合、非行や犯罪に関わる機会が増えることが想定されます。
適切です。「反社会的パーソナリティ・パターン」は、衝動性や攻撃性、共感の欠如などを含む人格特性であるため、再犯リスクとしては強い要因であると言えます。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問119)へ
第6回(2023年) 問題一覧
次の問題(問121)へ