17歳の女子A、高校2年生。将来の進路について自分なりに考えている。Aは、幼少時から手先が器用で、物を組み立てることや道具を操作することが好きであった。中学校での部活動や日常の友人関係から、人付き合いは苦手で、リーダー役は向いていないと感じている。文化祭では、模擬店の会計担当として領収書の仕分けや報告書の作成などを上手くこなすことができた。好きな科目は数学と物理で、論理的な思考が得意である。大学は工学系の学部を志望したいと考え、将来は技術職に就く漠然としたイメージを持つようになった。 J. L. Hollandの六角形モデルで説明されるAの性格として、最も適切なものを1つ選べ。
17歳の女子A、高校2年生。将来の進路について自分なりに考えている。Aは、幼少時から手先が器用で、物を組み立てることや道具を操作することが好きであった。中学校での部活動や日常の友人関係から、人付き合いは苦手で、リーダー役は向いていないと感じている。文化祭では、模擬店の会計担当として領収書の仕分けや報告書の作成などを上手くこなすことができた。好きな科目は数学と物理で、論理的な思考が得意である。大学は工学系の学部を志望したいと考え、将来は技術職に就く漠然としたイメージを持つようになった。 J. L. Hollandの六角形モデルで説明されるAの性格として、最も適切なものを1つ選べ。
この過去問の解説 (2件)
01
正解は「R(現実的)が高い」です。J. L. Hollandの六角形モデル(RIASEC)に関する設問です。ここでは、設問から女子Aのパーソナリティを理解し、どの性格類型に当てはまるのかを選択することが求められています。
(RIASECについては下記「解説のまとめ」を参照してください)
適切です。「幼少時から手先が器用で、物を組み立てることや道具を操作することが好き」「大学は工学系の学部を志望したい」「将来は技術職に就く漠然としたイメージ」などから、R(現実的)の高さが読み取れます。
不適切です。「人付き合いは苦手で」とあることから、S(社会的)は低いことがうかがえます。
不適切です。「リーダー役は向いていない」とあることから、E(企業的)は低い傾向がうかがえます。
不適切です。「好きな科目は数学と物理で、論理的な思考が得意」のため、I(研究的)は高いと思われます。
不適切です。「模擬店の会計担当として領収書の仕分けや報告書の作成などを上手くこなすことができた」とあるため、C(慣習的)は高いと思われます。
J. L. Hollandは、個人(パーソナリティ)と職業(働く環境)は、ともに同じ六つのパーソナリティ類型で分けられるという理論(六角形モデル)を提唱しています。下記6つの類型について、理解しておきましょう。
R(現実的):物や道具、機械を扱うことを好み、技術的な作業が得意。
I(研究的):数学、物理、生物などに興味が高く、好奇心が強い。
A(芸術的):繊細で感受性が強く、独創的な発想が得意。
S(社会的):対人関係を好み、対人援助、教育、社会的活動に積極的。
E(企業的):リーダーシップが高く、目標達成のために行動する傾向。
C(慣習的):緻密な活動や情報の集約、整理などが得意。
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02
この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。
J. L. Hollandの六角形モデル(RIASECコード)について問われています。
正解はR(現実性が高い)です。
「物を組み立てることや道具を操作すること」が得意で、技術的な活動への興味があることが当てはまります。
その他のモデルの内容とAの状態(→)は以下の通りです。
I(研究的):分析や探求、研究活動に興味があること →高い 論理的思考が得意
A(芸術的):芸術活動、自由な表現に興味があること (→問題文記載なし)
S(社会的):他者との関わり、感情労働に興味があること →低い 人付き合いは苦手
E(企業的):リーダーシップがあり、営業職や管理職など組織の一員として振る舞うことに興味があること
→低い リーダーは不向き
C(慣習的):秩序を重んじ、反復作業、単純作業に興味があること
→高い 会計担当は得意だった
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