公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問110 (制度実務 問7)
問題文
高齢者に多く、生活の質に影響を及ぼす白内障の初期症状として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問110(制度実務 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者に多く、生活の質に影響を及ぼす白内障の初期症状として、最も適切なものを1つ選べ。
- 目の痛み
- 目の充血
- 視野の狭窄
- 視野の欠損
- 目のかすみ
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この過去問の解説 (3件)
01
白内障の症状に関する課題です。
高齢者の心理支援では、白内障や難聴などの感覚器障害が認知、情緒、社会参加に影響するため注意が必要です。
こちらは緑内障の説明です。慢性緑内障では、通常痛みが出ない場合も多いですが、急激な痛み、頭痛、吐き気がある場合は「急性緑内障」の可能性が否定できません。
結膜弛緩症などの高齢者由来の眼科疾患で見られます。白目の膜(結膜)がたるんで摩擦が起き、慢性的な充血や異物感を引き起こします。
白内障や緑内障でも見られる症状ですが、いずれも進行した状態で見られるものです。ここでは、初期症状に関する設問のため非該当となります。視野の狭窄が初期症状として挙がるのは、老人性縮瞳や網膜機能低下などです。
こちらは緑内障でも見られる症状ですが、初期ではなく慢性期~末期にかけての症状なので除外します。稀ですが、脳梗塞のように緊急性が高い状況も可能性がありますので注意が必要です。
こちらは白内障の症状です。白内障は、視界がかすんだり、まぶしく感じやすくなります。80歳代で9割が罹患すると言われている、頻度の高い疾患です。
視力低下は、認知機能検査の成績に影響したり、コミュニケーションの難しさなど多岐に影響を及ぼします。結果として抑うつや不安の増強、活動性の低下にもつながる可能性がありますので丁寧に扱えるよう注意しましょう。
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02
正しい選択肢は、「目のかすみ」です。
白内障は、水晶体が濁ることで見え方に影響が出る病気です。
そのため、初期症状としては痛みよりも見えにくさが中心になります。
目の強い痛みがある場合は、白内障以外の目の病気も考える必要があります。
白内障では、目が赤くなることよりも、ものがかすむ、ぼやける、まぶしく感じるなどの見え方の変化が問題になります。
充血は、結膜炎や炎症など、別の原因で起こることが多い症状です。
視野の狭窄とは、見える範囲が狭くなることです。
これは白内障よりも、緑内障などで問題になりやすい症状です。緑内障では視神経が傷つき、視野が欠けたり、視力が下がったりすることがあります。
視野の欠損とは、見える範囲の一部が欠けることです。
これも白内障の代表的な初期症状ではありません。
白内障では、視野の一部が急に欠けるというより、全体的にかすむ、ぼやけるといった見え方になりやすいです。
正解です。
白内障は、目の中でレンズの役割をする水晶体が濁る病気です。水晶体が濁ると、光がうまく通りにくくなり、ものがぼやけたり、かすんで見えたり、まぶしく感じたりします。白内障はゆっくり進むことが多く、代表的な症状として目のかすみや視力の低下などがみられます。
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03
高齢者に多い眼疾患・白内障の初期症状についての問題です。
(分野:人体の構造と機能及び疾病)
正解は「目のかすみ」です。
白内障では痛みはほぼ生じません。急性閉塞隅角緑内障など他の疾患の特徴です。
結膜炎やぶどう膜炎など、炎症性疾患の特徴で白内障では見られません。
緑内障の特徴的な症状であり、視力低下が起こる場合があります。
網膜剥離や脳梗塞など、別の疾患の特徴です。
白内障では水晶体の混濁が起こり、初期段階では光が乱反射することで視界がかすむ症状が典型的です。
白内障は進行性で、放置すると視力喪失につながります。初期のかすみの訴えを丁寧に聞き取り、適切な医療機関へつなげる支援が重要です。
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