公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問6 (午前 問6)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問6(午前 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

参加者の日常環境下において、研究者が実験操作を行う実験方法として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 準実験
  • 現場実験
  • 行動実験
  • 自然実験
  • 統制実験

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この過去問の解説 (2件)

01

実験法の種類を問う内容になっています。

選択肢1. 準実験

誤りです。純実験は、実験群の形成が完全無作為でないなど、厳密な実験的研究の条件を満たしていない実験のことを指します。

選択肢2. 現場実験

正解です。現場実験は、参加者の日常の生活環境下で行われます。

選択肢3. 行動実験

誤りです。行動実験は、認知行動療法の中で用いられる方法の一つであり、研究を目的とした実験法を指す用語ではありません。

選択肢4. 自然実験

誤りです。自然実験は、研究者が積極的に条件の操作を行わず、偶然によって発生した状況や介入の影響を用いて観察する実験法のことを指します。

選択肢5. 統制実験

誤りです。統制実験とは、実験において個体差という剰余変数を統制した上で行う実験方法を指します。

まとめ

日常の生活環境の下で研究者が実験操作を行う実験を指すのは、選択肢の中では「現場実験」だけです。

現場実験は、自然な状況での反応を測定することを目的としています。

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02

心理学などにおける実験方法に関する問題です。

選択肢1. 準実験

誤りです。被験者の割り当てがランダムではない実験です。

選択肢2. 現場実験

正解です。実験室ではなく現実生活の場で行われます。

選択肢3. 行動実験

誤りです。人間や動物の行動を実験的に測定する方法で実施場所が日常環境かどうかは問わないです。

選択肢4. 自然実験

誤りです。研究者が操作せず自然に変化した条件下で行われます。

選択肢5. 統制実験

誤りです。日常環境ではなく研究者が環境を統制するので人工的環境で行われます。

まとめ

実験手法に分類される問題です。

「実験操作を行う場所や環境」と「研究者が独立変数を操作するかしないか」の観点から整理しておくといいでしょう。

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