公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問22 (午前 問22)
問題文
問題志向型診療録において、「S」に記載するべきものを1つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問22(午前 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
問題志向型診療録において、「S」に記載するべきものを1つ選べ。
- 患者の訴え
- 患者の評価
- 患者の表情
- 検査の結果
- 治療の計画
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
問題志向型診療録において、経過は「SOAP」でまとめられます。
正解です。患者の訴えや主訴は、「S」に記載します。
誤りです。患者の評価は、「S」には記載しません。
誤りです。患者の表情は、「S」には記載しません。
誤りです。検査の結果は、「S」には記載しません。
誤りです。治療の計画は、「S」には記載しません。
問題志向型診療録はPOMSと呼ばれ、医療現場のカルテメーカーにも広く導入されています。
経過記録は「プログレスノート」と呼ばれ、SOAPの項目に分けて記載します。
SOAP意味は以下の通りです。覚えておきましょう。
(S)Subjective
(O)Objective
(A)Assesment
(P)Plan
参考になった数3
この解説の修正を提案する
02
問題志向型診療録はPOS(Problem Oriented System)と呼ばれています。
その中の「SOAP」を問われている問題です。
正解です。患者の訴えは主観的情報にあたりSに該当します。
誤りです。医療者の判断になるのでAにあたります。
誤りです。観察になるのでOにあたります。
誤りです。測定したデータになるのでOにあたります。
誤りです。計画になるのでPにあたります。
SOAPを整理しておきましょう。
S(Subjective data:主観的情報)
→ 患者本人が訴える症状や主観的な体験。例:「頭が痛い」「不安で眠れない」
O(Objective data:客観的情報)
→ 医師や医療者が観察・測定したデータ。例:バイタルサイン、検査結果、表情や行動の観察。
A(Assessment:評価)
→ 主観・客観データを統合して専門的に判断した所見。例:うつ状態が疑われる、感染症の可能性あり。
P(Plan:計画)
→ 今後の治療方針、検査や指導の計画。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問21)へ
第8回(2025年) 問題一覧
次の問題(問23)へ