公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問37 (午前 問37)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問37(午前 問37) (訂正依頼・報告はこちら)

疼痛管理に用いられている薬物の中で、副作用による消化性潰瘍のリスクが高いものを1つ選べ。
  • 抗うつ薬
  • オピオイド
  • アセトアミノフェン
  • 神経障害性疼痛治療薬
  • 非ステロイド性抗炎症薬

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この過去問の解説 (1件)

01

薬の副作用に関する問題です。

選択肢1. 抗うつ薬

誤りです。抗うつ薬の副作用で多いのは口渇、眠気、便秘等が多いとされています。吐き気など消化器の副作用もありますがリスクは高くありません。

選択肢2. オピオイド

誤りです。オピオイドは、便秘や吐き気が多いとされています。

選択肢3. アセトアミノフェン

誤りです。アセトアミノフェンは、副作用が出にくいと言われています。まれに嘔吐や食欲不振等出ることがあります。

選択肢4. 神経障害性疼痛治療薬

誤りです。神経障害性疼痛治療薬は、副作用として眠気、めまい、便秘、口渇などがあります。

選択肢5. 非ステロイド性抗炎症薬

正解です。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、体内の炎症などを抑え、症状を改善させる薬です。

最も多い副作用としてプロスタグランジン合成阻害により胃粘膜保護作用が低下するので胃痛や吐き気などを感じやすく、重篤になると今回の問題のような消化性潰瘍のリスクにもなります。

 

まとめ

一般的に風邪薬などで使用されている薬も多いので副作用の多いものだけでも把握しているといいでしょう。

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