公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問43 (午前 問43)
問題文
動機づけ面接における、クライエントと効果的に対話するための4つの基本的スキルに含まれないものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問43(午前 問43) (訂正依頼・報告はこちら)
動機づけ面接における、クライエントと効果的に対話するための4つの基本的スキルに含まれないものを1つ選べ。
- 是認
- 要約
- 直面化
- 聞き返し
- 開かれた質問
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この過去問の解説 (1件)
01
動機づけ面接とは、心理学・カウンセリングの技法の一つで、クライエントの行動変容への動機を効果的に引き出すための面接法です。
アメリカの臨床心理学者、William R. Millerが1983年に提唱しました。
動機づけ面接ではOARS(オールズ)という基本技法を用いるのでその問題となります。
誤りです。是認は、動機づけ面接のスキルに含まれます。
誤りです。要約は、動機づけ面接のスキルに含まれます。
正解です。直面化は、動機づけ面接のスキルに含まれません。
誤りです。聞き返しは、動機づけ面接のスキルに含まれます。
誤りです。開かれた質問は、動機づけ面接のスキルに含まれます。
動機づけ面接の基本技法は、OARSと呼ばれます。
Open questions(開かれた質問)
「はい/いいえ」では答えられない質問で、話を引き出す。
Affirmations(是認・承認)
クライエントの努力や強みを認め、肯定します。
Reflective listening(聞き返し・反映)
クライエントの話を自分の言葉で繰り返し、理解していることを示す。
Summarizing(要約)
話の内容や気持ちをまとめて返すことで、理解を確認し、変化への意欲を整理していきます。
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