公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問68 (午前 問68)
問題文
この状況において学校が外部機関との連携とともに行うべき初期対応として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問68(午前 問68) (訂正依頼・報告はこちら)
この状況において学校が外部機関との連携とともに行うべき初期対応として、最も適切なものを1つ選べ。
- いじめの第三者委員会を立ち上げる。
- Cに対して指導を行い、Bに返金させる。
- BとCの保護者に連絡し、話し合いの場を持つ。
- 校内のいじめ対策組織において、調査対応を検討する。
- Aのクラスで、いじめ防止を目指した心理教育を実施する。
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この過去問の解説 (3件)
01
学校内でいじめが疑われる事案があった場合に取るべき、適切な学校の対応について問う設問です。児童Bからの相談を受けた担任Aが管理職に相談をした際に、学校が取るべき対応について考えることが求められますが、ここで大切なのはタイミングにより行うべき対応が変わることです。ここでは初期対応として適切なものを選ぶ必要があります。
不適切です。いじめの第三者委員会を立ち上げることよりも、まずはいじめに関する事実確認や調査を行うことが求められます。
不適切です。Bからの相談のみで事実を断定することはできません。まずは事実関係の調査をし、その上でどのような指導や対応を取るのかを検討することが必要です。
不適切です。事実関係が定かではない状況において、保護者同士での話し合いの場を持つことは適当ではありません。
適切です。初期対応としては、まずは調査対応を検討し、その上で適切な指導・対応をすることが求められます。
不適切です。いじめ防止のために好ましい対応ではありますが、本件に関する直接的な解決とはなっておらず、また初期段階としてはまずは調査・方針検討が求められます。
文部科学省によれば「いじめの防止等は、全ての学校・教職員が自らの問題として切実に受け止め、徹底して取り組むべき重要な課題である」とし、「早期発見・早期対応」が求められています。また、学校の対応としては「適切な指導体制を整えること」「児童に対する適切な指導を行うこと」が挙げられています。
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02
この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。
いじめ対策の最初の行動について問われています。
正解は「校内のいじめ対策組織において、調査対応を検討する。」です。
対応を検討したうえで、「Cに対して指導を行い、Bに返金させる。」や「BとCの保護者に連絡し、話し合いの場を持つ。」「Aのクラスで、いじめ防止を目指した心理教育を実施する。」という必要があると判断された場合に行います。
また、内容が重篤な場合は「いじめの第三者委員会を立ち上げる。」こともありますし、委員会の設置は法律上で規定されています。
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03
この問題の答えは「校内のいじめ対策組織において、調査対応を検討する。」です。
重大事案や学校内で解決困難な場合に設置されるが、初期対応としては手続きが重くすぐに行うのは適切でないため不正解です。
被害者に返金させるのは不適切で二次被害の恐れがあるため不正解です。
直接の保護者対応は、初期段階では慎重に行う必要があるため不正解です。
いじめ防止対策推進法に基づき、学校にはいじめ対応の校内体制を活用して事実関係を確認し、必要に応じて保護者や外部機関と連携することが推奨されるため正解です。
予防策として有効だが、目の前の事案に対する初期対応としては不十分のため不正解です。
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