公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問108 (午後 問31)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問108(午後 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

個人の目標を達成するために情報を更新したり、課題ルールの変更や維持をしたりするなどの、行動を制御する機能を表す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 実行機能
  • 象徴機能
  • 情動機能
  • 表象機能
  • 補償機能

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

様々な遂行機能の具体的な内容について問われています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. 実行機能

正解です。

目標達成に向けて、どのように立ち居振る舞えばよいか思案する機能です。

選択肢2. 象徴機能

J Piagetが提唱している発達過程の概念において述べられています。

ある物体を、別の物に置き換えて表現する機能であり、前操作期にあらわれるとされていますので、間違いです。

選択肢3. 情動機能

感情の感じ方、表現の仕方に関する機能ですので、間違いです。

EQ(感情知能)などで扱われています。

選択肢4. 表象機能

J Piagetが提唱している発達過程の概念において述べられています。

ごっこ遊びなど、現実にないものを他のもので表現することで現れる機能ですので、間違いです。

 

選択肢5. 補償機能

脳機能の損傷による能力低下時や、子ども自身が能力以上のことを行うときに、他の能力で代償して行う機能ですので、間違いです。

まとめ

様々な機能は、それぞれの理論の中で様々に定義されています。

基本的な言葉の意味から類推することはある程度はできると思いますが、発達理論、心理学理論について、丁寧に学習しておきましょう。

参考になった数19

02

正解は 「実行機能」 です。


目標達成のために、自分を計画的にコントロールする力を指します。
 

選択肢1. 実行機能

正解です。

選択肢2. 象徴機能

×

言葉や記号など、対象を別のものとして表現する機能のことです。

J. Piagetの発達段階説で提唱されており、前操作期に発達します。

選択肢3. 情動機能

×

感情や情動といった心の動きや調整、表現に関する機能です。

選択肢4. 表象機能

×

描画など、目の前にないものを思い浮かべたり、別の形で表現できるようになる機能です。

J. Piagetの発達段階説で提唱されており、前操作期に発達します。

選択肢5. 補償機能

×

脳の損傷や障害によって低下した機能を、他の能力で補う働きです。

 

参考になった数3

03

「○○機能」という用語について出題されていますが、用語により分野が異なっています。

 

選択肢1. 実行機能

正解です。

 

目標達成のために思考や行動を計画・調整・制御することです。

遂行機能とも呼ばれます。

選択肢2. 象徴機能

不正解です

ピアジェの提唱した発達段階に関連する用語です。

選択肢3. 情動機能

不正解です。

感情・情動を調整する機能です。

 

選択肢4. 表象機能

不正解です。

ピアジェの提唱した発達段階に関連する用語です。

選択肢5. 補償機能

不正解です。

脳の一部の損傷を、他の機能で補うことをさします。

まとめ

用語の出題分野が異なっています。

 

まずはピアジェの発達段階に関する用語(象徴機能・表象機能)をすぐ除外できたでしょうか?

ピアジェに関連する用語もしっかり覚えるようにしましょう。

参考になった数2