公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問121 (午後 問44)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問121(午後 問44) (訂正依頼・報告はこちら)

構造方程式モデリングにおける適合度指標として、不適切なものを1つ選べ。
  • AGFI
  • AIC
  • MAR
  • RMSEA
  • SRMR

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この過去問の解説 (2件)

01

統計に関する問題です。

簡単な用語は覚えていきましょう。

選択肢1. AGFI

不正解です。

構造方程式モデリングにおける適合度指標の1つです。

選択肢2. AIC

不正解です。

構造方程式モデリングにおける適合度指標の1つです。

選択肢3. MAR

正解です。

MARは、Missing At Randomの略で、欠損データに関する用語です。

構造方程式モデリングにおける適合度指標ではありません。

選択肢4. RMSEA

不正解です。

構造方程式モデリングにおける適合度指標の1つです。

選択肢5. SRMR

不正解です。

構造方程式モデリングにおける適合度指標の1つです。

まとめ

統計の用語の問題でした。

統計は基本的な用語を抑えることが重要です。教科書を読んで、基本的なものを抑えるようにしましょう。

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02

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

構造方程式モデルで取り扱われる指標について問われています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. AGFI

適切です。

修正適合度を指し、モデルの選択に活用します。

選択肢2. AIC

適切です。

情報量基準を指し、モデルの選択に活用します。

 

選択肢3. MAR

正解です。

欠損データの内容について示しています。

 

選択肢4. RMSEA

適切です。

モデルの誤差を評価するために用いられます。

選択肢5. SRMR

適切です。

相関行列とモデルによって推定された相関行列の差であり、標準残差の平均を求めるために用いられます。

まとめ

構造方程式モデリング(SEM)は、心理学領域ではよく用いられる統計手法の一つです。複数の変数間の関係をモデル化し、その構造を検証します。基本的な統計手法については方法について整理して覚えておきましょう。

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