公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問122 (午後 問45)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問122(午後 問45) (訂正依頼・報告はこちら)

我が国において働き方改革が必要となった社会的事由に該当しないものを1つ選べ。
  • 少子高齢化
  • 長時間労働
  • 定年の引き上げ
  • 子育てや介護を理由とした離職
  • 正規雇用と非正規雇用との処遇差

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

働き方改革が生じた社会的事由、社会背景について問われています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. 少子高齢化

適切です。

出生率の減少、高齢化率の増加による、労働人口の減少に対する対応です。

選択肢2. 長時間労働

適切です。

長時間労働が長期化し精神疾患を発症する人が増加しており、労働時間の上限などが定められています。

選択肢3. 定年の引き上げ

正解です。

労働人口の減少、年金受給開始年齢の引き上げにより、定年の引き上げが行われており、働き方改革の具体的な対応であり、社会的事由ではありません。

選択肢4. 子育てや介護を理由とした離職

適切です。

共働きにより、子育てしやすい勤務形態の選択ができることや、テレワークなど在宅での仕事により介護との両立を図るなどの制度を整備しています。

 

選択肢5. 正規雇用と非正規雇用との処遇差

適切です。

同一労働同一賃金を目指す政策が掲げられています。

まとめ

ワークライフバランスとしてプライベートを充実できるよう、多様な働き方が認められるようになってきています。労働基準法の改正にもつながっていますので、流れを理解しておきましょう。

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02

働き方改革に関する問題です。今回は、原因にあたるものを省けば正解を導きだすことが可能です。

選択肢1. 少子高齢化

不正解です。

少子高齢化により、労働人口が減少し、一人あたりの労働負担が増加することになりました。

そのため、働き方改革の原因の1つになっています。

選択肢2. 長時間労働

不正解です。

長時間労働は、過労死や精神状況の悪化に繋がります。

ワークライフバランスという用語も覚えておきましょう。

産業分野の問題でも出題されます。

選択肢3. 定年の引き上げ

正解です。

定年の引き上げは「原因」ではなく、「結果」です。

選択肢4. 子育てや介護を理由とした離職

不正解です。

仕事とプライベートの両立が困難な方が増え、離職が増えると労働力が減ってしまいます。

選択肢5. 正規雇用と非正規雇用との処遇差

不正解です。

同じ仕事でも待遇等が異なることが問題となりました。

同一労働同一賃金という用語も覚えておきましょう。

まとめ

働き方改革に関する問題です。

時事ネタに関しては、基本的な用語や、知識は身につけるようにしてください。

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