公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問125 (午後 問48)

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問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問125(午後 問48) (訂正依頼・報告はこちら)

少年司法制度の特徴に該当しないものを1つ選べ。
  • 個別処遇
  • 職権主義
  • 起訴裁量主義
  • 審判原則非公開
  • 保護処分優先主義

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

少年司法制度について問われています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. 個別処遇

適切です。

罪を基準に刑罰等が決まるのではありません。更生を目的としているため、個別に対応します。

選択肢2. 職権主義

適切です

家庭裁判所が主導し、処遇を決定します。大人は当事者主義であり、弁護士と検察官が主導で事実解明をします。

選択肢3. 起訴裁量主義

正解です。

起訴するかどうかを検察官が判断する基礎裁量主義は不適切です。少年司法制度においては全件送致主義であり、すべての事件が家庭裁判所に送致され審議がなされます。

選択肢4. 審判原則非公開

適切です。

少年法第22条第2項に明記されています。

選択肢5. 保護処分優先主義

適切です。

少年事件においては、まず刑事事件ではなく、保護処分がなされるべきという前提のもと、更生に向けた処遇の検討がなされます。

まとめ

少年事件において、教育的な対応により処遇を決定していくことが、大人と異なります。

少年事件の取り扱い方については、しっかり整理しておきましょう。

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