公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問139 (午後 問62)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第8回(2025年) 問139(午後 問62) (訂正依頼・報告はこちら)

20歳の女性A、大学生。一人暮らし。Aは、自宅のドアの鍵を閉め忘れて泥棒が入るのではないかと、いつも心配でたまらない。繰り返しドアノブを回して確かめても安心できず、自宅から離れかけては自宅に戻ることを繰り返し、外出もままならず、ひきこもりがちになってきた。欠席が続くことについて大学から親に連絡があり、心配した親に連れられ、精神科クリニックを受診した。Aによると、高校のときにも、定期試験で解答用紙の記入欄を間違えたのではないかと不安にかられ、翌日の試験勉強が手につかないことがあったという。
Aのアセスメントに使用する心理検査として、最も適切なものを1つ選べ。
  • GAD−7
  • GHQ
  • PHQ−9
  • SDS
  • Y−BOCS

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。

各種心理検査が対象としている症状、心理検査の目的について問われています。

では、問題を見てみましょう

 

選択肢1. GAD−7

全般性不安障害のスクリーニングを行う心理検査ですので、間違いです。

選択肢2. GHQ

全般的な精神的健康状態をスクリーニングする心理検査ですので、間違いです。

選択肢3. PHQ−9

うつ病のスクリーニングなどを行う心理検査ですので、間違いです。

選択肢4. SDS

うつ症状の重症度を確認する心理検査ですので、間違いです。

選択肢5. Y−BOCS

正解です。

本問題文は強迫性障害の症状を示しています。強迫性障害の重症度を確認する心理検査です。

まとめ

各心理検査の目的、判定基準については、それぞれ疾患の症状と組み合わせてしっかり覚えておきましょう。

参考になった数0