公認心理師 過去問
第8回(2025年)
問140 (午後 問63)
問題文
34歳の女性A、看護師。身体のだるさと疲労感を訴え、健康相談室を訪れた。Aによると、3年前に病棟主任に昇進し、業務量が次第に増えた。2年ほど前から気分の落ち込みが続いている。病棟主任として、新人看護師の教育や病棟の環境整備には、やりがいを感じている。また、スタッフの間に不満がないか、常に気を配っており、職場の雰囲気も良い。その一方で、看護師長とスタッフとの関係調整や、勤務シフト作成のストレスは大きく、集中力が低下し、不安や動悸を感じることもある。今日の夕方には、担当患者の症例検討会が開かれるが、出席するかどうかを迷っている。食事や睡眠に問題はない。
Aの病態の理解として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第8回(2025年) 問140(午後 問63) (訂正依頼・報告はこちら)
34歳の女性A、看護師。身体のだるさと疲労感を訴え、健康相談室を訪れた。Aによると、3年前に病棟主任に昇進し、業務量が次第に増えた。2年ほど前から気分の落ち込みが続いている。病棟主任として、新人看護師の教育や病棟の環境整備には、やりがいを感じている。また、スタッフの間に不満がないか、常に気を配っており、職場の雰囲気も良い。その一方で、看護師長とスタッフとの関係調整や、勤務シフト作成のストレスは大きく、集中力が低下し、不安や動悸を感じることもある。今日の夕方には、担当患者の症例検討会が開かれるが、出席するかどうかを迷っている。食事や睡眠に問題はない。
Aの病態の理解として、最も適切なものを1つ選べ。
-
気分変調症
-
身体症状症
-
全般不安症
-
パニック障害
-
大うつ病性障害
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくべきポイントは以下の通りです。
精神疾患の病態について問われています。
では、問題を見てみましょう。
正解です。
気分の落ち込みが2年以上続くことが特徴で、本症例の症状に合致します。
間違いです。
医学的に説明できる症状か否かは問わず、吐き気などの身体症状があり、かつその症状を過剰に深刻に捉えるなどの歪みを生じる病態です。
間違いです。
身体症状は生じますが、対象を特定しない、漠然とした不安がある病態です。
間違いです。
突如生じる強い不安、恐怖に襲われるパニック発作を繰り返す病態です。
発作が生じるかもしれないという、予期不安なども含まれます。
間違いです。
DSM-5で定められている、うつ病の正式な診断名となります。
不安やうつ症状は、症状が出現するに至る背景、症状の持続時間、身体所見などで、様々な診断名があります。混同しやすいので、丁寧に違いも含めて覚えておきましょう。
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02
正解は 「気分変調症」 です。
比較的軽度の落ち込みが、2年以上の長期にわたり慢性的に続く精神疾患です。
「持続性抑うつ障害」とも呼ばれます。
〇
正解です。
×
医学的所見に見合わない痛みや吐き気などの身体症状があり、その症状を過剰に捉えてしまう精神疾患です。
「身体表現性障害」とも呼ばれます。
×
日常生活において、原因がはっきりしない過度な不安が漠然と続く精神疾患です。
「全般性不安障害(GAD)」とも呼ばれます。
×
突然激しい不安や恐怖に襲われる「パニック発作」を繰り返す精神疾患です。
×
「うつ病」の正式名称です。
食欲低下や睡眠障害、意欲の低下が伴います。
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