公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問8 (基礎心理学 問8)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問8(基礎心理学 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

認知心理学において、正しい答えを出せるように決められた方法や手順を表す概念として、最も適切なものを1つ選べ。
  • スクリプト
  • モデリング
  • アルゴリズム
  • フレーミング
  • プロトタイプ

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この過去問の解説 (2件)

01

正答:アルゴリズム

アルゴリズムは、定められた手順に従えば正解に到達可能な問題解決法です。
設問文の「正しい答えを出せるように決められた方法や手順」と一致します。

分かりやすく言うとアルゴリズムとは

「問題を解くための手順・レシピ」のことです。

料理で例えると…

カレーを作るとき、こんな手順がありますよね

野菜を切る

炒める

水を加えて煮る

カレールーを入れる

完成!

これがまさにアルゴリズムです。決まった手順を踏めば、誰でも同じ結果にたどり着けるというのがポイントです。

選択肢1. スクリプト

日常場面の出来事順序に関する知識構造(例:レストランでの流れ)であり、解法手順そのものではありません。

選択肢2. モデリング

「複雑な現実を、目的に合わせて単純化・抽象化すること」です。

地図で例えると

東京の地図を想像してください。

実際の東京には無数の建物・木・人・電線がある

でも地図には道路・駅・主要施設だけ描かれている

これがモデリングです。全部を再現するのではなく、必要な部分だけを取り出すのがポイントです。

選択肢4. フレーミング

「同じ情報でも、どう伝えるかで受け取り方が変わる」 現象のことです。

有名な例

手術の成功率

「この手術は成功率90%です」 「この手術は死亡率10%です」

どちらも同じ意味ですが、前者の方が安心できます。これがフレーミングです。

選択肢5. プロトタイプ

概念カテゴリーの典型例。問題解決アルゴリズムとは別概念です。
 

まとめ

アルゴリズムは概念を理解するのは難しいため、具体的な例をもとに理解するようにしてください。

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02

認知心理学とは、人が外からの情報(自分に起きている事や状況など)をどのように受け取り、記憶し、判断して行動に移すかという過程を研究する分野ですね。

 

この問題の正答は「アルゴリズム」です。

では、選択肢を見てみましょう。

選択肢1. スクリプト

誤りです。

スクリプトとは、特定の行動や状況における流れの知識です。

例えば、病院へ行くと、受付をする、診察を受ける、会計をする、薬をもらう、という流れがあります。このような一連の行動や起きる事の知識のことを言います。

選択肢2. モデリング

誤りです。

モデリングとは、他者の行動を観察し、真似ることによる学習の方法です。

例えば、新入社員が先輩社員の振る舞いや言葉遣いを見て、真似ながら社会人としての行動を身につけていくようなことがあげられます。

選択肢3. アルゴリズム

正答です。

アルゴリズムとは、問題解決に向けて規則や順番通りに進めていく方法です。直感や推測ではなく、根拠や理論に沿って正しく進めていくようなことを言います。

選択肢4. フレーミング

誤りです。

フレーミングとは、伝えようとする内容が同じであっても、その伝え方や言葉の表現(枠組み)によって、相手の捉え方や決定が変わる現象を言います。

例えば、コップに半分の水があるとして、「まだ半分ある」と言うか、「もう半分しかない」と言うかによって、捉え方が変わるようなことがあげられます。

選択肢5. プロトタイプ

誤りです。

プロトタイプとは、カテゴリーの中で典型的な具体例のことを言います。

例えば、果物を考えるとしたら、りんご、ぶどう、桃などは思い浮かびやすいですが、ざくろ、いちじく、ココナッツなどが思い浮かぶ人は少ないと考えられます。この場合、りんご、ぶどう、桃などがプロトタイプと言えます。

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