公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問10 (基礎心理学 問10)
問題文
R.Pekrunらが示した達成関連感情のうち、活動関連感情に該当するものを1つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問10(基礎心理学 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
R.Pekrunらが示した達成関連感情のうち、活動関連感情に該当するものを1つ選べ。
- 感謝
- 希望
- 楽しさ
- 安らぎ
- 誇らしさ
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
正答:楽しさ
Pekrunの達成感情理論(Achievement Emotions Theory)では、達成場面に生起する感情を「活動関連感情」と「結果関連感情」に分類します。
活動関連感情(activity emotions)とは、学習や課題遂行そのものの過程に伴う感情です。授業中に感じる「楽しさ」や「退屈」、「怒り」などが代表例です。「楽しさ」は課題への取り組み中に生じる感情であり、活動そのものに紐づいているため、活動関連感情に該当します。
一方、「結果関連感情」は試験の前後など成果の見通しや振り返りに関わる感情です。
Pekrunはこれをさらに予期的感情(希望・不安など)と回顧的感情(誇り・羞恥・安堵など)に分けています。
「感謝」は他者への結果帰属に関わる感情で、結果関連感情です。
「希望」は成功を予期する予期的感情で、結果関連感情です。
「安らぎ」は困難な状況が回避されたときの予期的・回顧的感情で、結果関連感情です。
「誇らしさ」は成功後に生じる回顧的感情で、結果関連感情です。
結論から言うと、「頻出」とは言えませんが、近年注目度が上がっている領域です。
(出題傾向の背景)
Pekrunの理論は比較的新しい研究領域で、日本の公認心理師試験のカリキュラムでは「感情・動機づけ心理学」の範疇に入ります。今回の第9回(2026年)での出題はその流れを示しています。動機づけ理論(Deci & Ryan のSDTなど)と組み合わせて問われやすい問題です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問9)へ
第9回(2026年) 問題一覧
次の問題(問11)へ