公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問12 (基礎心理学 問12)
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問12(基礎心理学 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
- 脳幹
- 帯状回
- 島皮質
- 大脳皮質
- 大脳基底核
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この過去問の解説 (2件)
01
正答:大脳基底核
大脳基底核は、線条体(尾状核・被殻)、淡蒼球、黒質、視床下核などからなる神経核群で、随意運動の調節・開始、不随意運動の抑制、筋緊張の調整に中心的な役割を担います。ドーパミン系との密接な関係から、抗精神病薬(D₂受容体遮断薬)の服用によってドーパミン伝達が阻害されると、パーキンソン症状・ジストニア・アカシジアなど錐体外路症状(EPS)が出現します。これは大脳基底核の機能障害によるものです。
「脳幹」は呼吸・循環など生命維持に関与しています。
「帯状回」は情動・注意・意思決定に関与しています。
「島皮質」は内臓感覚・共感などに関与しています。
「大脳皮質」は高次認知機能に関与しています。
出題頻度
中程度〜やや多めの出題があります。毎年一定数出題されており、無視できない分野です。
脳の構造に関しては、以下のテーマが繰り返し出題されています。
大脳の構造と機能
前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉の役割
大脳皮質の機能局在(ブローカ野、ウェルニッケ野など)
辺縁系(海馬・扁桃体)の機能
神経系の基礎
ニューロンの構造と神経伝達
中枢神経系と末梢神経系の区別
自律神経系(交感・副交感)
臨床との関連
各部位の損傷と症状の対応(失語症、失認など)
認知症との関連(海馬の萎縮など)
出題の特徴
単独問題として出ることもあれば、心理的支援・障害の理解と絡めた形で出ることも多いです。
純粋な暗記問題というより、症状と部位を結びつける応用問題が多い傾向にあります。
ブループリント(出題基準)の「神経・生理心理学」「精神疾患とその治療」の科目で主に出題されています。
学習のアドバイス
丸暗記よりも、「この部位が損傷されるとこういう症状が出る」という機能との対応関係を理解しておくと得点しやすいです。特に海馬・扁桃体・前頭前野は頻出ですからよく学習しておきましょう。
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02
この問題の正答は「大脳基底核」です。
大脳基底核は、大脳の奥深くにあり、尾状核、被殻、淡蒼球、視床下核、黒質などから構成されています。
主な働きは次のようなものです。
・運動機能の調整(動き始める、余計な動き(不随意運動)を抑えるなど)
・動作の学習(繰り返して身につく動作を自動化させるなど)
・認知機能の調整(集中や意思決定など)
・感情の調整(意欲や快感を得る、感情をコンロールをするなど)
錐体街路症状とは、抗精神病薬によって、大脳基底核におけるドーパミンの働きが抑えられるために生じるものです。急性ジストニア、アカシジアなどの運動における副作用が起こります。
よって、大脳基底核が正答と考えられます。
脳機能や錐体外路症状は、これまでの試験で度々出題されていますので、よく学んでおきましょう。
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