公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問14 (基礎心理学 問14)
問題文
生後間もなくから、子どもが養育者の言葉かけに応じて身体を動かしたり、子どもの声に養育者がほほ笑んだりする同調的な相互作用を表す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問14(基礎心理学 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
生後間もなくから、子どもが養育者の言葉かけに応じて身体を動かしたり、子どもの声に養育者がほほ笑んだりする同調的な相互作用を表す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
- 共同注意
- 情動伝染
- 社会的参照
- マザリーズ
- エントレインメント
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この過去問の解説 (1件)
01
正答:エントレインメント
エントレインメント(entrainment)は、生後間もない乳児が養育者の音声や動きに同期して身体を動かすという、同調的な相互作用を指します。社会的な相互作用のごく初期から見られ、コミュニケーションの原型とも言える現象です。養育者が言葉をかけると乳児が手足を動かし、乳児の反応に養育者がほほ笑みで応える——この非言語的な「リズムの合致」がエントレインメントです。
「共同注意」は第三者の対象物に養育者と乳児が共に注意を向けることです。生後9か月以降に見られるものです。
「情動伝染」は他者の感情が自動的に伝わることを示します。
「社会的参照」は不確かな場面で養育者の表情を手がかりにする行動を表します。
「マザリーズ」は養育者が乳児に話しかけるときの独特の話し方(高い声・ゆっくり・繰り返し)を指します。
設問の内容——養育者の言葉かけに子どもが身体を動かし、子どもの声に養育者がほほ笑む同調的な相互作用——は、「エントレインメント(entrainment)」または「相互同調性」を指しますが、公認心理師試験の発達分野では、この概念に加えて共同注意・情動調律・社会的参照など似た用語が選択肢に並ぶ形で識別力が問われる問題が頻出します。
勉強法としては、用語を「定義・出現時期・具体例」のセットで覚えつつ、発達のマイルストーンを月齢ごとに時系列で整理することが有効です。また、試験は過去問の類題・変形問題が多いため、過去5年分の過去問を繰り返し解くことが得点につながります。紛らわしい概念は提唱者や特徴を比較表にまとめて整理すると、本番での混同を防ぐことができます。
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