公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問17 (基礎心理学 問17)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問17(基礎心理学 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

うつ病が疑われる児童の症状評価のために用いる心理検査として、適切なものを1つ選べ。
  • CARS
  • CBCL
  • DSRS−C
  • KABC−Ⅱ
  • TSCC

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この過去問の解説 (2件)

01

正答:DSRS-C
 DSRS-C(Depression Self-Rating Scale for Children;子ども用抑うつ自己評価尺度)は、Birleson(1981)が作成し、村田らが日本語版を標準化した児童向けのうつ症状自己評価尺度です。うつが疑われる学齢期児童の症状スクリーニングに最も広く用いられます。

 18項目からなり、2週間の気分状態を自己報告する形式です。公認心理師試験では各検査の「対象」「目的」を整理しておくことが重要です。
 

選択肢1. CARS

「CARS」は小児自閉症評定尺度(自閉スペクトラム症の評価)です。

選択肢2. CBCL

「CBCL」は子どもの行動チェックリスト(行動・情緒問題全般の評価、養育者が回答)です。

選択肢4. KABC−Ⅱ

「KABC-Ⅱ」は認知能力・学習達成度を測る知能検査です。

選択肢5. TSCC

「TSCC」はトラウマ症状チェックリスト(虐待・PTSD等のトラウマ症状の評価)です。

まとめ

 この問題は検査名と測定構成概念の対応を問う典型問題で、今後も類似形式での出題が予想されます。各検査の対象障害・対象年齢・評定者(自己/他者) の3軸で整理しておくことが重要です。

 

 

 

 

 

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02

児童の心理検査に関する問題です。

 

この問題の正答は「DSRSーC」です。

これは、「バールソン児童用抑うつ尺度」とも呼ばれるもので、小中学生(6~15歳)の抑うつ傾向をスクリーニングするための検査です。18の質問に児童本人が回答する方法で評価します。児童の状態をアセスメントし、必要な支援を検討するために用います。

 

では、他の選択肢も見てみましょう。

選択肢1. CARS

CARSは、小児自閉症評価尺度とも呼ばれます。

2歳以上の児童について、自閉スペクトラム症(ASD)に見られる特徴的な行動を観察によって評価します。自閉スペクトラム症の診断の手がかり、アセスメントに用います。この検査結果だけで診断がされるのではありません。

改訂されたCARS2では、より保護者の意見を取り入れた評価ができるようになっています。

選択肢2. CBCL

CBCLは、児童の行動チェックリストです。

児童の情緒、行動、社会性について、児童をよく知る大人(保護者、教師など)が評価するものです。児童の課題を理解し、支援を検討するために使用します。

選択肢4. KABC−Ⅱ

KーABCⅡは、2歳6か月から18歳11か月を対象とした心理検査です。個別に実施するもので、認知処理機能、習得度(学力)について測ります。生活や学習での支援、工夫を検討することができます。

選択肢5. TSCC

TSCCは、児童用のトラウマチェックリストです。8歳から16歳に適用されるもので、児童本人に質問への回答を求めます。トラウマ体験による心理的影響を評価し、早期の支援や対応に活かすものです。

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