公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問31 (支援実務 問9)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問31(支援実務 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

三半規管の障害によって影響を受ける感覚として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 嗅覚
  • 聴覚
  • 味覚
  • 温痛覚
  • 平衡覚

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:平衡覚
解説:
三半規管は内耳に位置し、回転加速度を感知する器官であり、前庭器官とともに平衡感覚(バランス感覚)を司る。三半規管が障害を受けると、めまいや体のバランス保持困難が生じる。メニエール病や前庭神経炎などは三半規管・前庭系の障害による代表疾患である。感覚情報は前庭神経を介して脳幹・小脳へ伝達される。公認心理師試験では感覚器と対応する感覚の対応関係が頻出である。

選択肢1. 嗅覚

嗅上皮・嗅神経が関与しています。

選択肢2. 聴覚

蝸牛(内耳)が関与(三半規管とは別構造)しています。

選択肢3. 味覚

味蕾(舌・口腔)が関与しています。

選択肢4. 温痛覚

皮膚の受容器・脊髄視床路が関与しています。

まとめ

 「感覚・知覚の生理的基盤」 という領域からの出題です。公認心理師試験のブループリント(出題基準)では「人体の構造と機能」や「感覚・知覚心理学」に該当します。試験では「器官 → 機能」または「障害 → 症状」を問う形式が頻出です。

 公認心理師は医療・福祉領域で活動するため、身体の基礎医学知識を問う問題が一定数出題されます。特に神経系・感覚器系は頻出領域です。

 

(学習上の注意点)

 この種の問題は単純知識問題であり、確実に得点すべき問題です。感覚・知覚の生理的基盤(受容器の種類と対応する感覚)を体系的に整理しておくことが重要です。

 特に「内耳の構造」は、聴覚と平衡感覚の両方が含まれており、混同しやすいため重点的に整理しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

参考になった数7

02

この問題の正答は「平衡覚」です。

平衡覚が影響を受けると、めまい、ふらつき、まっすぐ歩くことができない、吐き気などの症状が起きます。三半規管に障害が起きる要因としては、内耳の炎症や耳石のずれ、メニエール病、頭部の外傷やストレスなど、さまざまな事があげられます。

 

では、他の選択肢も見てみましょう。

選択肢1. 嗅覚

嗅覚は、風邪や鼻炎などの疾患、頭部外傷、アルツハイマー病やパーキンソン病、脳疾患(脳腫瘍や脳卒中)などの要因で影響が出る場合があります。

選択肢2. 聴覚

聴覚は、外耳炎や中耳炎、鼓膜の損傷などの外耳や中耳の問題、突発性難聴や加齢性難聴、内耳炎、メニエール病などの内耳(蝸牛)の問題などによって影響が出ることがあります。脳梗塞や脳出血、脳障害などによって、聴覚経路に影響が出て、聞こえにくさが生じる場合もあります。

選択肢3. 味覚

味覚は、舌や口腔内の病気、顔面神経や舌咽神経の障害によって、影響を受けることがあります。脳梗塞や脳腫瘍、頭部外傷などの要因で、味覚情報が伝わりにくい、味覚の認識をしにくいということも起こり得ます。

選択肢4. 温痛覚

温痛覚は、皮膚の大きな怪我(切り傷、火傷、打撲など)、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳疾患、脊髄損傷、脊髄空洞症によって、影響を受ける場合があります。

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