公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問32 (支援実務 問10)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問32(支援実務 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

喫煙習慣を背景に中高年で発症し、運動時の息切れが主症状であり、うつ病の併存が多い疾患として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 肺結核
  • 気管支喘息
  • 全般不安症
  • 過換気症候群
  • 慢性閉塞性肺疾患

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この過去問の解説 (1件)

01

正解:慢性閉塞性肺疾患(COPD)
解説:
COPDは長期喫煙を主因とし、中高年(特に40歳以上)に多く発症する進行性の呼吸器疾患です。気流閉塞により運動時の息切れ・慢性咳嗽・喀痰が主症状となります。身体的苦痛や活動制限からうつ病・不安障害の併存率が高く(うつ病併存率は約40%とされています)、心理的支援が重要な疾患でもあります。公認心理師として身体疾患と精神症状の関連を理解することが求められます。

 

選択肢1. 肺結核

感染症であり喫煙との直接関連は少ないです。

選択肢2. 気管支喘息

アレルギーが主因で発作性の喘鳴が特徴です。

選択肢3. 全般不安症

精神疾患であり呼吸器疾患ではありません。

選択肢4. 過換気症候群

心理的ストレスが誘因の過呼吸発作であり喫煙・中高年発症とは異なります。

まとめ

出題傾向

このタイプの問題が頻出される理由:

公認心理師試験では「身体疾患 × 精神症状の併存」を問う問題が複数年度で繰り返し出ています。COPDはその典型例として出やすく、次の文脈でも問われます。

① 禁煙支援との連動 動機づけ面接(MI)の実践対象として頻出。「変化への両価性」「変化ステージモデル」とセットで問われる。

② チーム医療での役割 呼吸リハビリにおける心理士の位置づけ、多職種連携の設問で登場する。

③ QOL・活動制限の心理的影響 慢性疾患全般に通じるテーマで、うつ・不安・社会的孤立の評価介入が問われる。

④ 鑑別の視点 気管支喘息(若年・可逆的)・肺がん(血痰・急性経過)・心不全(喫煙との直接関係が薄い)との違いを整理しておくと、誤答を防げます。

試験対策としては、「慢性身体疾患 → 二次性うつ」の構図(がん・糖尿病・心疾患・COPDなど)をまとめて覚えるのが効率的です。

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