公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問33 (支援実務 問11)
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問33(支援実務 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 逆流性食道炎
- 鉄欠乏性貧血
- ハンチントン病
- 本態性高血圧症
- 全身性エリテマトーデス〈SLE〉
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この過去問の解説 (2件)
01
正解:全身性エリテマトーデス(SLE)
解説:
SLEは自己抗体(抗核抗体など)が産生され、全身の臓器を免疫が攻撃する代表的な自己免疫疾患です。
若年女性に多く、皮膚・関節・腎臓・中枢神経など多臓器を侵します。
精神神経ループス(NPSLE)では抑うつ・認知障害・精神病症状を呈することがあり、心理職との連携が必要な場面もあります。
免疫抑制療法(ステロイド等)が治療の中心となります。
胃酸逆流による炎症であり自己免疫ではありません。
栄養不足や出血が原因で起こる疾患です。
常染色体優性遺伝による起こる神経変性疾患です。
原因不明の高血圧であり自己免疫とは異なります。
公認心理師試験では、心理士が医療現場で連携する際に必要な基礎医学知識として、代表的な疾患の分類・メカニズムが問われます。
自己免疫疾患のテーマでは、関節リウマチ・全身性エリテマトーデス(SLE)・シェーグレン症候群・多発性硬化症などが頻出選択肢として登場します。
問題形式は「次のうち自己免疫疾患はどれか」または「自己免疫疾患でないものはどれか」という識別型が多く、紛らわしい疾患(アレルギー性疾患・感染症・遺伝性疾患など)との区別が試されます。
特に心理的支援との関連が深い慢性疾患・難病指定疾患が選択肢に含まれることが多く、疾患の症状・経過への理解も求められます。
対策としては、代表的な自己免疫疾患の名称と主要症状をセットで覚え、免疫の仕組み(自己抗体・炎症反応)の基本概念を押さえておくことが効果的です。
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02
自己免疫疾患とは、本来は自分の体を守るはずの免疫が、誤って自分の細胞や組織を攻撃してしまうために生じる病気です。
選択肢の中では「全身性エリテマトーデス<SLE>」がこれに当てはまります。
他にも、関節リウマチ、橋本病、1型糖尿病、過敏性大腸炎、クローン病、多発性硬化症、重症筋無力症などがあります。
「全身性エリテマトーデス<SLE>」では、発熱、強いだるさ、関節の痛みや腫れ、蝶形紅斑(頬に蝶のような形の発疹)、脱毛、血液の異常、臓器の炎症などが生じます。
20~40代の女性に多い疾患で、難病に指定されています。
明確な原因は分かっておらず、体質や環境要因が重なって発症すると考えられています。治療としては、症状が落ち着いた状態をコントロールすることを目指します。
では、他の選択肢も見てみましょう。
逆流性食道炎は、胃の内容物や胃酸が食道に逆流し、食道に炎症が起こる病気です。胸やけ、胃酸が上がってくる感じがする、げっぷが増えるなどの症状があります。
鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足し、ヘモグロビンが十分に作られなくなる病気です。息切れ、動悸、疲れやすさ、めまい、頭痛、冷えやすいなどの症状が起きます。
ハンチントン病は、遺伝による進行性の神経変性疾患です。体が勝手に動く(不随意運動)、手先の細かい動作が難しくなる、性格や精神的な変化がある(イライラしやすい、無気力など)、認知機能の低下(計画的な行動、問題解決が難しくなるなど)という症状が起こります。
本態性高血圧症とは、明らかな理由がないのに、血圧の高い状態が続く病気です。自覚症状はほとんどなく、健康診断で見つかることが多いと言われています。家族に高血圧の人がいる、生活習慣(塩分の多い食生活、運動不足、飲酒など)などが重なって生じると言われています。
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