公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問45 (支援実務 問23)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問45(支援実務 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

児童の権利に関する条約〈子どもの権利条約〉における4つの一般原則に該当しないものを1つ選べ。
  • 差別の禁止
  • 休み、遊ぶ権利
  • 子どもの意見の尊重
  • 子どもの最善の利益
  • 生命、生存及び発達に対する権利

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:休み、遊ぶ権利

解説: 子どもの権利条約における4つの一般原則は、①差別の禁止(第2条)、②子どもの最善の利益(第3条)、③生命・生存・発達への権利(第6条)、④子どもの意見の尊重(第12条)です。「休み・遊ぶ権利」は第31条に規定されており、条約の重要な権利ではありますが、4つの一般原則には含まれません。一般原則は条約全体の解釈・実施の基盤となる上位概念として位置づけられています。法律・条約の「原則」と「個別権利」の区別を問う典型問題です。

選択肢1. 差別の禁止

子どもの権利条約第2条に規定される一般原則のひとつです。

選択肢3. 子どもの意見の尊重

子どもの権利条約第12条に規定される参加権であり、一般原則のひとつです。

選択肢4. 子どもの最善の利益

子どもの権利条約第3条に規定される最重要原則のひとつです。

選択肢5. 生命、生存及び発達に対する権利

子どもの権利条約第6条に規定される一般原則のひとつです。

まとめ

 子どもの権利条約は公認心理師試験で繰り返し出題される重要条約であり、4原則の内容と該当条文番号(第2・3・6・12条)まで整理しておくことが理想です。「遊ぶ権利」は子どもに身近な権利として印象に残りやすいため、あえて誤答選択肢に配置している出題者の意図が感じられます。原則と個別権利の区別を意識した学習が有効です。

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02

1989年に国連総会で採択された児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)における4つの一般原則から、該当しない選択肢を選ぶ問題です。

条約の基本原則に関する正確な知識が求められています。

(分野:公認心理師に関係する制度)

正解は「休み、遊ぶ権利」です。

選択肢1. 差別の禁止

人種・性別・障害・宗教・国籍等を理由とするいかなる差別もなく、全ての子どもが平等に権利を享受できることを定めた原則です。

選択肢2. 休み、遊ぶ権利

「休み、遊ぶ権利」は子どもの権利条約第31条に規定された権利であり、条約の重要な内容のひとつです。

しかし4つの一般原則には含まれません。

4つの一般原則は「差別の禁止(第2条)」「子どもの最善の利益(第3条)」「生命・生存・発達に対する権利(第6条)」「子どもの意見の尊重(第12条)」であり、「休み、遊ぶ権利」はこれに含まれません。

選択肢3. 子どもの意見の尊重

子どもが自己に影響を及ぼす事柄について自由に意見を表明する権利を持ち、その意見が年齢・成熟度に応じて適切に考慮されることを定めた原則です。

選択肢4. 子どもの最善の利益

子どもに関するあらゆる決定・措置において子どもの最善の利益が主要な考慮事項となることを定めた原則で、4原則の中核をなす概念です。

選択肢5. 生命、生存及び発達に対する権利

全ての子どもが生命を奪われない権利を持ち、最大限の範囲で生存・発達が確保されることを定めた原則です。

まとめ

本問のポイントは「条約に規定された権利」と「4つの一般原則」を区別することです。

「休み、遊ぶ権利」は条約上の権利として実在するため一見正しく見えますが、一般原則ではない点が引っかけになっています。

子どもの権利条約は福祉・教育・司法領域にまたがる頻出テーマであり、4原則以外の主要条文(第31条の遊ぶ権利等)も合わせて整理しておくと対応できます。

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