公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問53 (支援実務 問31)
問題文
糖尿病の3大合併症に含まれないものを1つ選べ。
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問題
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は医療的な知識を問う問題になります。
含まれます。糖尿病の3大合併症の1つに糖尿病腎症があります。進行すると腎不全となり透析治療が必要になることがあります。
含まれます。糖尿病の3大合併症の1つに糖尿病網膜症があります。進行すると失明に至ることもあります。
含まれます。糖尿病の3大合併症の1つに糖尿病神経障害があります。進行すると当該部位が壊死し、重症の場合は切断が必要となることがあります。
糖尿病は骨粗しょう症のリスクを高めますが、3大合併症には含まれません。
医療現場では精神疾患だけでなく、様々な患者に対して心理的アプローチが行われています。そのため医療の基礎的な知識も重要です。
糖尿病については、1型と2型の違い、および3大合併症はおさえておくとよいでしょう。
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02
糖尿病の慢性合併症である3大合併症から該当しない疾患を選ぶ問題です。
糖尿病の病態と合併症に関する基礎的な医学知識が求められています。
(分野:人体の構造と機能及び疾病)
正解は「骨粗しょう症」です。
糸球体の細小血管が障害されることで腎機能が低下する合併症です。
進行すると人工透析が必要となり、日本における透析導入原因の第1位が糖尿病性腎症です。
尿中へのタンパク漏出(蛋白尿)が早期サインとなります。
網膜の細小血管が障害されることで視力低下・出血・最終的には失明に至る合併症です。
日本における成人の失明原因の上位を占めており、定期的な眼底検査による早期発見が重要です。
末梢神経が障害されることで手足のしびれ・疼痛・感覚鈍麻が生じる合併症です。
足の感覚が低下することで傷に気づかず壊疽に至るリスクがあり、フットケアが重要な管理項目となります。
3大合併症の中で最も早期に出現しやすい合併症です。
骨粗しょう症は骨密度の低下により骨折リスクが高まる疾患で、加齢・閉経・カルシウム不足・運動不足等が主な原因です。
糖尿病との関連が全くないわけではありませんが、糖尿病の3大合併症には含まれません。
糖尿病の3大合併症は「腎症・網膜症・神経障害」と覚え、共通の病態基盤が「慢性高血糖による細小血管障害」であることをセットで記憶することが重要です。
頭文字をとって「し(腎症)・め(網膜症)・き(神経障害)」と語呂合わせで記憶する方法も有効です。
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03
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
糖尿病の2次障害、三大合併症について問われています。
では、問題を見てみましょう。
間違いです。
慢性腎臓病を発症しやすくなり、透析や腎移植が必要な状態になります。定期的な尿検査で経過観察をしていきます。
間違いです。
目の血管に症状が現れると網膜症を発症しやすくなります。
レーザー治療等で失明を防ぐ治療が必要です。
間違いです。
神経の損傷による症状が起こります。特定の部位の動きができない、力が弱くなるなったり、ピリピリ感など通常では感じない感覚を生じたり、触れた感覚が弱くなることもあります。
足先など循環が悪い部分での傷に気がつかず、化膿させてしまい、切断に至る場合もあります。
正解です。
骨密度が低下し、骨折リスクを高めますが、発症要因は高齢であることや閉経後の女性のホルモンバランスの変化が主です。
糖尿病を長期間罹患すると、動脈硬化が毛細血管だけでなく太い血管にも生じるようになり、様々な合併症を引き起こします。
全身の血管に影響を与えますので、内科的な疾患は様々生じやすくなることも含め、確認しておきましょう。
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