公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問98 (応用心理学 問21)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問98(応用心理学 問21) (訂正依頼・報告はこちら)

E.T.Gendlinが提唱した、個々人が直接参照可能な、今この瞬間に生起する感じの流れを表す概念に該当するものを1つ選べ。
  • 純粋性
  • 体験過程
  • 共感的理解
  • マインドフルネス
  • 関与しながらの観察

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この過去問の解説 (2件)

01

本問では、E.T.Gendlinが提唱した概念について問われています。

選択肢1. 純粋性

不正解です。

純粋性とは、カウンセラーが自身に対して誠実で、「ありのまま」の自分でいることです。

これは、C.Rogersが提唱したセラピストの3条件の1つです。

選択肢2. 体験過程

正解です。

体験過程とは、言葉になる前の今この瞬間に感じている身体感覚や感情の体験のことです。これは、E.T.Gendlinが提唱し、後にフォーカシングへと発展しました。

選択肢3. 共感的理解

不正解です。

共感的理解とは、相手の話をあたかも自分が経験したかのように理解しようとする態度のことです。

これは、C.Rogersが提唱したセラピストの3条件の1つです。

選択肢4. マインドフルネス

不正解です。

マインドフルネスとは、「今この瞬間」の体験に価値判断や評価をせずに注意を向ける状態のことです。

選択肢5. 関与しながらの観察

不正解です。

関与しながらの観察とは、調査者自身が調査対象と実際に関わりながら観察を行う方法のことです。

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02

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

様々な心理学上で扱われている言葉の意味について、問われています。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. 純粋性

間違いです。

道徳心理学や、自己心理学などで用いられる言葉です。己の境界を明確にしたり、自分の価値を大切にしたりなどに用いられます。

 

選択肢2. 体験過程

正解です。

臨床心理学・来談者中心療法・体験過程理論で大切にしている考え方であり、その人の内側で、まだ言葉になっていない感情・身体感覚・意味が明確になっていく過程を表します。

選択肢3. 共感的理解

間違いです。

ロジャースの来談者中心療法でよく用いられますが、相手の内側の世界を、その人の立場で、ありのままに感じ取ろうとする態度のことです。

選択肢4. マインドフルネス

間違いです。

今ここで体験していることを、ただひたすらに気づくことです。

選択肢5. 関与しながらの観察

間違いです。

参与観察ともいわれ、相手に関わりながら、その相手の世界を観察する手法です。

 

まとめ

心理療法は、理論背景に基づき核となる捉え方、支援方法があります。丁寧に確認しておきましょう。

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