公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問104 (制度実務 問1)
問題文
適性処遇交互作用に基づく教育方法として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問104(制度実務 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
適性処遇交互作用に基づく教育方法として、最も適切なものを1つ選べ。
- 学習者の認知スタイルに応じて、教授法を選択する。
- 学習者に自ら試行錯誤させ、問題の構造や規則性を発見させる。
- 小集団で協力して課題に取り組ませ、互いの学びを促進させる。
- 学習内容を細分化し、正答ごとに即時的なフィードバックを与える。
- 先行オーガナイザーを提示し、知識に関連付けた学びを習得させる。
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この過去問の解説 (2件)
01
クロンバック(クロンバック,L.J.)が提唱した適適性処遇交互作用(ATI:Aptitude Treatment Interaction)に関する問題です。
適性処遇交互作用とは、学習遂行に対する学習者の適正と指導者の処遇(教授法)に応じて成果が交互に作用することを意味します。そのため、こちらの選択肢は正解です。
こちらはブルーナーの発見学習に関する説明です。学習者が自ら試行錯誤を経ることにより、規則や法則性、その他構造を発見していく学習法となります。
こちらは、ジョンソンらによって提唱された協同学習の説明となります。小集団における協力と、学びの相互促進がキーワードとなります。
スキナーによって提唱されたプログラム学習の説明です。スキナーはオペラント条件付けで広く知られておりますが、オペラント条件づけを人間の教育に応用したものがプログラム学習として理解できます。最大の特徴は「即時のフィードバック」により学習者の興味関心を高く保つこと、学習効果を最大限に形成し定着を図ることが挙げられます。
こちらはオーベルズによって提唱された有意味受容学習の説明となります。新規学習の際、丸暗記ではなく、自分が持っている既知知識と関連づけて定着を図る学びのことです。
教育心理の代表理論に関する問題です。提唱者ごとに発見理論が複数ある場合も多く、応用的に把握することが高得点につながります。
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02
教育心理学における「適性処遇交互作用(ATI)」の概念と、具体的な教育方法との結びつきを問う問題です。
(分野:教育・学校に関する心理学)
学習者の特性(適性)に合わせて指導方法(処遇)を変えることで、学習効果を最大限に高めようとするアプローチを指します。
「適性処遇交互作用(ATI)」の概念と一致するため、これが正解です。
ブルーナー(Bruner, J. S.)が提唱した「発見学習」の説明であり、学習者自身が能動的に法則性を見出すことを目指します。
デイヴィッド・ジ. ョンソン(David W. Johnson)が定式化した、「協働学習(協調学習)」やグループ学習の説明です。学習者同士の相互作用を重視した学びを重視します。
スキナー(Skinner, B. F.)のオペラント条件づけに基づく「プログラム学習」の特徴(スモールステップ、即時確認の原則)です。
オーズベル(Ausubel, D. P.)が提唱した「有意味受容学習」において、あらかじめ提示される枠組み(先行オーガナイザー)についての説明です。
クロンバック(Cronbach, L. J.)が提唱した適性処遇交互作用は、教育心理学の最重要キーワードの一つです。
他の選択肢もそれぞれの学習理論(提唱者)と結びつけて、整理して覚えておきましょう。
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