公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問114 (制度実務 問11)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問114(制度実務 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

めまいやふらつき、失神などの原因になることから、高血圧症の治療のためにカルシウム拮抗薬を服用している高齢者が、摂取を避けるべき食品として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 牛乳
  • 納豆
  • カフェイン
  • ブロッコリー
  • グレープフルーツ

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この過去問の解説 (3件)

01

薬理学における飲み合わせ、吸収率に関する問題です。

選択肢1. 牛乳

特定の抗菌薬は、牛乳のカルシウムと結合することによって吸収率が下がる可能性があります。

選択肢2. 納豆

血液凝固作用のある薬では、ビタミンKの働きによる作用低下に注意が必要です。

選択肢3. カフェイン

抗不安薬や睡眠薬などの抗精神病薬では、覚醒作用により影響が大きいと言われています。時には動悸増強を自覚する場合も否定できません。

選択肢4. ブロッコリー

こちらも納豆と同様、血液凝固作用のある薬では、ビタミンKの働きにより効果や作用低下に注意が必要です。

選択肢5. グレープフルーツ

グレープフルーツに含まれる成分(フラノクマリンなど)が、小腸の薬物代謝酵素を阻害するため注意が必要です。

まとめ

本来は腸で分解されるはずの薬が、分解されずに多く吸収される可能性があります。

その場合、血中濃度が上がることで薬が効きすぎたり、副作用が増強するリスクがあるので注意が必要です。

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02

正しい選択肢は、「グレープフルーツ」です。

選択肢1. 牛乳

牛乳は、薬の種類によっては吸収に影響することがあります。
しかし、カルシウム拮抗薬で特に注意が必要な食品として代表的なのは、牛乳ではありません。

選択肢2. 納豆

納豆は、血液を固まりにくくする薬であるワルファリンを使っている場合に注意が必要な食品として知られています。
納豆に含まれるビタミンKが、ワルファリンの働きを弱めることがあるためです。
しかし、カルシウム拮抗薬との関係で、最も避けるべき食品ではありません。

選択肢3. カフェイン

カフェインは、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどに含まれ、眠気を覚ましたり、心臓を少しドキドキさせたりすることがあります。

選択肢4. ブロッコリー

ブロッコリーにはビタミンKが含まれています。
そのため、納豆と同じく、ワルファリンを服用している人では摂取量に注意することがあります。

選択肢5. グレープフルーツ

正解です。

グレープフルーツには、薬を体の中で分解する働きを弱める成分があります。
そのため、一部のカルシウム拮抗薬を服用しているときに摂取すると、薬の血液中の濃度が高くなり、薬が効きすぎることがあります。

薬が効きすぎると、血圧が下がりすぎて、めまい・ふらつき・失神などが起こるおそれがあります。
特に高齢者では、ふらつきによる転倒にもつながるため注意が必要です。

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03

薬物療法における薬物と食品の相互作用についての医学的知識を問う問題です。
(分野:健康・医療に関する心理学)
正答は「グレープフルーツ」です。

選択肢1. 牛乳

カルシウム補給となり、むしろ有益です。特に相互作用の危険性はありません。

選択肢2. 納豆

ビタミンKを含みますが、カルシウム拮抗薬との直接的な相互作用はありません。

選択肢3. カフェイン

軽度の相互作用の可能性はありますが、グレープフルーツほど危険性は高くありません。

選択肢4. ブロッコリー

ビタミンK含有ですが、カルシウム拮抗薬との重大な相互作用はありません。

選択肢5. グレープフルーツ

カルシウム拮抗薬の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させ、めまい・失神などの副作用リスクを高めます。

まとめ

高齢者への薬物療法では、薬物相互作用だけでなく食品相互作用の確認も重要な安全管理です。患者教育の際に説明できるようにしましょう。

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