公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問116 (制度実務 問13)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問116(制度実務 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

「心理的負荷による精神障害の認定基準」において、業務による心理的負荷の強度(強・中・弱)の分類の基になっているものを1つ選べ。
  • 労働者本人の性格傾向
  • 精神症状の重症度や診断名
  • 労働者の一般的な受け止め方
  • 労働者の年齢、性別、勤続年数
  • 本人の主観的なストレスの訴えの強さ

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この過去問の解説 (2件)

01

精神障害の労災認定の基準に関する問題です。

選択肢1. 労働者本人の性格傾向

認定基準は、個人の性格ではなく「一般的な労働者」を基準に判断するため、性格傾向で心理的負荷の強度を測るとは言えません。

選択肢2. 精神症状の重症度や診断名

診断名や重症度ではなく、「業務内容がどのくらい精神的負荷として影響を与えたか」を評価します。

選択肢3. 労働者の一般的な受け止め方

主観ではなく、客観的(個人ではなく一般的)な軸を基に評価するため、正解です。

選択肢4. 労働者の年齢、性別、勤続年数

個別属性のみを基準に心理的負荷の強度は測りません。必要に応じて参考にされることもありますが、それはあくまで環境面や状況判断の1つにすぎません。

選択肢5. 本人の主観的なストレスの訴えの強さ

本人が「とてもつらい」と感じていても、認定基準上では主観のみでの判断は不適切となります。

まとめ

心理的負荷による精神障害の認定基準は、主観ではなく客観評価をもとに強度分類されます。

「客観的もしくは一般的な心理的負荷の程度が重視される」と覚えるとよいでしょう。

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02

正しい選択肢は、「労働者の一般的な受け止め方」です。

 

「心理的負荷による精神障害の認定基準」では、業務による出来事が本人にどのくらい強いストレスを与えたかを、強・中・弱で評価します。

選択肢1. 労働者本人の性格傾向

心理的負荷の強さは、本人の性格が弱いか強いかで決めるものではありません。

たとえば、「気にしやすい性格だから強いストレスとする」というような判断ではなく、同じような職種や立場の人なら一般的にどう感じるかを基準にします。

選択肢2. 精神症状の重症度や診断名

診断名や症状の重さは、精神障害があるかどうかを考えるうえでは重要です。
しかし、業務による心理的負荷の強度を強・中・弱に分類する基準そのものではありません。
強度の分類では、業務で起きた出来事と、その後の状況を見て判断します。

選択肢3. 労働者の一般的な受け止め方

この選択肢が適切です。
業務による心理的負荷の強度は、本人だけの感じ方ではなく、同じような立場の労働者が一般的にどう受け止めるかをもとに評価します。

たとえば、同じ職種、同じような責任、同じような経験のある人が、その出来事にあった場合、普通どのくらい強い心理的負担になるかを考えます。

選択肢4. 労働者の年齢、性別、勤続年数

年齢や経験などは、「同じような立場の労働者」を考えるときに参考になることはあります。
しかし、強・中・弱の分類の中心となる基準そのものは、年齢や性別、勤続年数ではありません。

選択肢5. 本人の主観的なストレスの訴えの強さ

本人が「とてもつらかった」と訴えていることは大切な情報です。
しかし、認定基準では、本人の主観だけで心理的負荷の強度を決めるわけではありません。
本人の感じ方だけにすると、判断が人によって大きく変わってしまうため、一般的な受け止め方を基に評価します。

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