公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問120 (制度実務 問17)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問120(制度実務 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

いじめの重大事態発生後、スクールカウンセラーに求められる対応に含まれないものを1つ選べ。
  • 警察との連絡調整
  • 再発防止に関する助言
  • 聴き取り調査内容の整理
  • 被害児童生徒の心のケア
  • 児童生徒や教職員の状況把握

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この過去問の解説 (2件)

01

スクールカウンセラー(SC)の業務に関する問題です。

学校とSCの役割分担について、流れと合わせて確認しておきましょう。

選択肢1. 警察との連絡調整

警察対応や外部との連絡調整は、主に学校管理職や教育委員会の役割とされています。

選択肢2. 再発防止に関する助言

SCは心理的・組織的視点から再発防止策について助言を行います。

選択肢3. 聴き取り調査内容の整理

心理的配慮を踏まえた情報整理や支援的関与を行うことがあります。

選択肢4. 被害児童生徒の心のケア

対象児童のトラウマ反応や不安、抑うつなどへの支援を行います。

選択肢5. 児童生徒や教職員の状況把握

学校全体の心理的状況を把握し、必要な支援につなげます。

まとめ

いじめ問題における「どこまでが公認心理師の役割か」を明確に把握する必要がある問題です。

SCは心理支援の専門職であり、公式な外部調整の主体は学校にあることを押さえておきましょう。

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02

誤っているものは、「警察との連絡調整」です。

 

いじめの重大事態が発生した後、スクールカウンセラーには、主に被害児童生徒の心のケア児童生徒や教職員の状況把握再発防止に向けた助言などが求められます。スクールカウンセラーは、児童生徒へのカウンセリングや、教職員・保護者への助言を行う専門職とされています。

選択肢1. 警察との連絡調整

重大ないじめ事案では、暴行、脅迫、傷害など犯罪にあたる可能性がある場合、警察との連携が必要になることがあります。
しかし、その連絡調整を中心になって行うのは、通常、学校や教育委員会です。スクールカウンセラーは心理支援の専門職であり、警察対応の窓口そのものではありません。

選択肢2. 再発防止に関する助言

重大事態の後は、同じようなことが繰り返されないように、学校全体で対応を見直す必要があります。
スクールカウンセラーは、児童生徒の心の状態や人間関係をふまえて、再発防止のための助言を行うことがあります。

選択肢3. 聴き取り調査内容の整理

重大事態では、児童生徒や教職員から話を聴き、何が起きたのかを整理する必要があります。
スクールカウンセラーは、子どもの心理面に配慮しながら、聴き取りの進め方や内容の整理に関わることがあります。
ただし、調査の責任者として判断する立場ではなく、心理の専門家として支援する立場です。

選択肢4. 被害児童生徒の心のケア

これは、スクールカウンセラーに求められる重要な対応です。
いじめを受けた児童生徒は、不安、恐怖、眠れない、学校に行けないなどのつらさを抱えることがあります。
スクールカウンセラーは、安心して話せる場をつくり、心の回復を支える支援を行います。重大事態調査の目的にも、対象児童生徒への心のケアや必要な支援が含まれています。

選択肢5. 児童生徒や教職員の状況把握

重大事態の後は、被害児童生徒だけでなく、周囲の児童生徒や教職員にも不安や混乱が広がることがあります。
そのため、スクールカウンセラーは、学校内の様子を把握し、必要な支援につなげる役割を担います。

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