公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問123 (制度実務 問20)
問題文
J.Bowlbyが示したアタッチメントの発達段階のうち、第2段階に当たる子どもの行動の例として、最も適切なものを1つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問123(制度実務 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
J.Bowlbyが示したアタッチメントの発達段階のうち、第2段階に当たる子どもの行動の例として、最も適切なものを1つ選べ。
- 見慣れない人に対して恐れを示し、関わりを避けようとする。
- 相手が誰であれ、人の声を聞いたり人の顔を見たりすると泣きやむ。
- 相手が誰であれ友好的な反応を示すが、日常関わりの多い特定の人があやすと特によく笑う。
- 日常関わりの多い特定の人について、その行動を予測し、自分の目標を修正したり相手に計画の変更を求めたりする。
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この過去問の解説 (2件)
01
ボウルビィのアタッチメント発達段階に関する出題です。
主に乳児に発育をベースに愛着形成を理解する必要があります。
これは俗にいう「人見知り」の段階を指し、明確な愛着が形成された頃に出現します。
誰にでも反応する=無差別的反応として検討しましょう。
赤ちゃんは母親を認識するまでは無差別的に「ヒト」の安心感を得るため、声を聞く、抱っこしてもらうなどの行動から泣き止むことができます。
これは「相手が誰であれ、人の声を聞いたり人の顔を見たりすると泣きやむ」時期を経て、「好みが出てきた(より安心する人を見つけた)」段階で見られる現象です。設問にある「第2段階」に該当しますので正解です。
認知的理解をしていることがわかる選択肢です。
特定の人を理解し、さらに行動の予測や目標修正、計画変更などより高度なスキルを身に着けるのは最終段階に位置します。
第1段階:無差別的反応(生後~6週)
第2段階:愛着形成の始まり(6週~6・8か月)
第3段階:明確な愛着(6・8か月~18か月頃)
第4段階:目的修正的パートナーシップ(18か月以降)
のように、乳児の発育と愛着変化について段階的に整理しましょう。
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02
J.Bowlbyのアタッチメントの発達段階では、第2段階は、子どもが少しずつ身近な人を区別し始める時期です。
これは、第2段階より後の、特定の養育者への愛着がはっきりしてくる時期にみられやすい行動です。
子どもが見慣れない人を警戒するようになるのは、特定の人との結びつきが強くなった後です。
これは、第1段階に近い行動です。
第1段階では、子どもはまだ特定の人をはっきり区別しておらず、誰に対しても同じように反応します。
人の声や顔に反応して泣きやむことはありますが、特定の人への好みはまだはっきりしていません。
正解です。
第2段階では、子どもはまだ多くの人に友好的に反応します。
しかし、日常的に世話をしてくれる人や、よく関わる人には、より強く反応するようになります。
つまり、誰にでも反応するが、特定の身近な人には特によい反応を示すという状態です。
これは、さらに成長した後の段階にあたります。
子どもが相手の行動や気持ちを考え、自分の行動を調整できるようになる時期です。
第2段階の乳児には、まだこのような高度なやり取りは難しいです。
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