公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問132 (制度実務 問29)

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問題

公認心理師試験 第9回(2026年) 問132(制度実務 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

分布の形が左右対称である確率分布を2つ選べ。
  • F分布
  • t分布
  • 指数分布
  • 正規分布
  • カイ2乗分布

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この過去問の解説 (2件)

01

統計に関する出題です。

今回の問題のキーポイントは「左右対称かどうか」になります。

選択肢1. F分布

主に分散分析や等分散性を検定する際に用いられます。分子と分母の2つの自由度で定義され、右に歪んだ分布が特徴です。

選択肢2. t分布

主にデータ数が少ない場合の母平均の検定や信頼区間の計算などに用いられます。0を中心に左右対称となります。

選択肢3. 指数分布

連続型確率分布の一つです。

「機械が故障してから次に故障するまでの期間」

「火山噴火が起こってから次に起こるまでの期間」のように、次に何かが起こるまでの期間が従う分布を指します。

 

0で最大値を取り、その後は右に裾が長く(指数関数的に減少)なるのが特徴です。

選択肢4. 正規分布

平均値付近にデータが集中するベル型と呼ばれ、左右対称の分布となります。

「検定対象が大きい場合、元の分布に関わらず、標本平均の分布は正規分布に近づく」という中心極限定理も関与しています。

選択肢5. カイ2乗分布

0以上の値のみをとり、自由度によって形が変化(右に伸びる)する左右非対称な分布です。

まとめ

統計は奥が深く、数学的な印象があるかもしれませんが、公認心理師試験における確率分布は「形」を覚えることが重要です。

「左右対称=正規orT、それ以外は左右非対称(右に伸びる)」と覚えておくことが得点UPのカギです。ぜひ点数にしましょう。

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02

正しい選択肢は、「t分布」「正規分布」です。

 

左右対称の確率分布とは、中心を境にして、左側と右側の形が同じになる分布です。

選択肢1. F分布

F分布は、分散の比などを調べるときに使われる分布です。
値は0以上になり、右側に長く伸びる形をしています。

選択肢2. t分布

正解です。

t分布は、0を中心にして左右対称の形をしています。
正規分布に似た形ですが、正規分布よりも左右のすそが少し厚いことが特徴です。
少ないデータから平均を考えるときなどに使われます。

選択肢3. 指数分布

指数分布は、ある出来事が起こるまでの時間などを表すときに使われます。
値は0以上で、右に長く伸びる形をしています。

選択肢4. 正規分布

正解です。

正規分布は、平均を中心にして左右対称の山形になります。
中心付近の値が多く、中心から離れるほど少なくなる分布です。
左右対称の確率分布として、代表的なものです。

選択肢5. カイ2乗分布

カイ2乗分布は、値が0以上になる分布です。
右側に長く伸びる形になりやすく、左右対称ではありません。
分散の検定などで使われます。

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