公認心理師 過去問
第9回(2026年)
問133 (制度実務 問30)
問題文
東大式エゴグラム〈TEG〉の説明として、適切なものを2つ選べ。
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問題
公認心理師試験 第9回(2026年) 問133(制度実務 問30) (訂正依頼・報告はこちら)
東大式エゴグラム〈TEG〉の説明として、適切なものを2つ選べ。
- 5因子理論に基づいている。
- 検査用紙への記入は検査者が行う。
- 結果は回答者の無意識的な防衛機制を反映している。
- 妥当性尺度を用いて被検査者の回答態度を評価する。
- プロフィール表で自我状態のバランスを視覚的に把握できる。
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この過去問の解説 (2件)
01
東大式エゴグラム〈TEG〉は、東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発した、「交流分析理論に基づく信頼性の高い性格検査」として知られる質問紙法検査です。5つの自我状態を53問の質問でグラフ化し、性格や対人関係の傾向を可視化する検査です。
5つの自我バランスによって結果を考察します。
「5因子理論」は、性格分析理論における「ビッグファイブ理論」を指しますので非該当です。
検査用紙の記入は被受験者が行います。
最近ではオンライン上で受験できるため、手軽に採用できることから多くの企業が取り入れています。
無意識的な防衛機制を反映する検査は投影法の検査となります。
TEGは意識的な自己報告に基づいた質問紙法の検査です。
検査意図が明確であり回答の操作がされやすく、被検査者の解答態度含めて評価することが重要です。
エネルギーバランスから受験者の性格のパターンをグラフ化し、視覚的に把握できることが特徴です。
TEGは、ざっくりいうと「性格のパターンを測る」検査です。
↓これらのエネルギーバランスから、受験者の性格のパターンをグラフ化します。
CP=厳格な親(高いと責任感が強いが、批判的になりやすい)
NP=優しい親(高いと面倒見が良いが、お節介になりやすい)
A=合理的な大人(高いと論理的だが、冷たく感じられる)
FC=自由な子供(高いと活発で楽しいが、わがままになりやすい)
AC=従順な子供(高いと気配りができるが、感情を抑え込みやすい)
インターネット上に簡易版エゴグラムなどのセルフチェックがありますので、一度見てみると具体的理解につながる可能性が高いです。
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02
東大式エゴグラム〈TEG〉は、交流分析理論に基づく質問紙法の性格検査です。
5つの自我状態のバランスから、性格や行動の傾向を見ます。
新版TEG 3では、5つの自我状態のバランスをプロフィールとして示し、回答の信頼性を見るために妥当性尺度なども確認します。
5因子理論は、性格を外向性、協調性、勤勉性、神経症傾向、開放性などの大きな5つの要素で考える理論です。
一方、TEGは5因子理論ではなく、交流分析理論に基づいています。TEGでは、CP、NP、A、FC、ACという5つの自我状態をもとに、その人の性格傾向や行動パターンを見ます。
TEGは質問紙法の検査で、質問項目に対して、受検者本人が「はい」「いいえ」「どちらでもない」などで回答します。
検査者が本人の代わりに記入する検査ではありません。
TEGは、回答内容から自我状態のバランスを見て、性格傾向や行動パターンを理解する検査です。
無意識の防衛機制を直接とらえる検査ではありません。
防衛機制とは、不安や葛藤から自分を守る心の働きのことですが、TEGの中心はそこではなく、交流分析に基づく自我状態の把握です。
正解です。
TEGでは、回答が信頼できるものかを確認するために、妥当性尺度などを用います。
たとえば、よく見せようとしすぎていないか、回答の仕方に偏りがないかなどを確認します。
正解です。
TEGでは、CP、NP、A、FC、ACという5つの自我状態の得点をプロフィール表に示します。
これにより、どの自我状態が高いか低いか、全体のバランスはどうかを目で見て分かりやすく把握できます。
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